休日出勤 | 忍ザルのブログ

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日々の出来事をひっそりと・・・

ってか、土曜日も通常出勤になってきましたわ(-_-;)

ってな訳で本日は、響板修理。
10年程前にGPの木工をしていた私。
photo:01


響板修理に1つの定義を設けてます。
それは、
"年輪を切らない"
です。
何故なら、音は年輪を伝ってピアノ全体から響かせているからです。
言わば、音の配線ですねぇ(^ ^)
配線を切ってはマズイでしょ?

前任者からトリマーで3ミリ~6ミリの幅で掘り込み、埋め木する様教わったのですが、ピアノの知識を養っていくにつれ、今までの修理方法では年輪を切ってしまい、ベストでない事に気が付きました。

用意する道具
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埋める木は様々な幅に引いたスプルス。
割れている幅に合わせて埋めるって訳です。
コレなら年輪を切らなくて済みます。
photo:03


割れてます。おまけに何やら膠らしきものを流し込んだ形跡(-。-;
余計なものは綺麗に取ってあげます。
photo:04


上の工具は、先を特殊な形に加工したオリジナルなのです(^ ^)
綺麗にしたら、適切な幅のスプルスを
膠等(今回は酢ビ)をつけて差し込む。
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表面をノミで綺麗にして、響板の色に着色して終了(^-^)/
photo:06


状態の悪いピアノでしたから、これを何十回と繰り返して完成。

本来、響板割れ自体、音に影響はありません。
寧ろ、下手な修正をして響板を硬くしたりするよりも割れたままの方が良いでしょう。
万が一、雑音がしたら、その時に修理しても遅くはないと思います。
見た目が悪いから直すのも、商売としたら止むを得ないのでしょうね(^^;;

響板修理の後、妻土台化粧剥がれ修正、親板化粧剥がれ修正、UP中古ピアノを一台磨き上げ、GP◯タィンウェイの屋根蝶番位置修正、屋根化粧板剥がれ修正して本日の業務終了(^-^)/

めまぐるしくて目が回りましたわ(◎_◎;)





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