朝ドラを見ていて

 

 「〇〇ちゃんを僕にください」

 「娘をよろしく」

 

と、男性が女性側の親御さんに

結婚の承諾を得る時の

おなじみの場面です。

 

昭和やな~

 

とほっこりしましたが

 

いやいや、モノやないねんから

 

と、今は価値観の違いに

違和感を覚える方が

多いかもしれません。

 

 

この昭和を生き抜いてきた私たちが

実は弊害になりかねないという事態が

あちこちで見受けられます。

 

もうかなりの高齢者層が昭和生まれなので

頑固で融通が利かない世代とも合致します。

 

・すぐ感情的になる

・人の話が聞けない

・自分が正しい

・絶対という言葉をよく口にする

・上から目線

・ダメ出しする

・悪者は誰だと追及

・逃げるな戦え

・何かと比べて評価する

・男尊女卑

などなど

 

思い当るものはないですか?

 

 

ズレてきてしまった正義感や

バカにされたくないと構えたり

世間体を気にしたり

こうあるべきという形に合わせていたり

未だに年功序列が残っていたりしますよね。

 

戦後はみな同じ価値観を

教育によって植え付けられてきました。

 

ほとんどあたまりまえのこととして

刷り込まれてきた感があります。

 

ICチップを脳に差し込まれているようなものです。

 

 

 

思ってもみなかったのですが

身心の調整のセッションを受けて

私には男尊女卑のチップが

刺さったままということがわかりました。

 

よく所属するグループの中では

お母さんのような役割で

そこでは安心感や安定感を与え信頼されていましたが

 

今となってはそんな存在、役割として

意識し発揮し続ける必要であったかどうかと振り返っています。

 

人それぞれの課題や学びがあるのに

型にはまったあり方が正しいのだ、と信じ

こうあるべき、と押し付け

指示していたのではなかったかなと。

 

これからはひとりひとりが

自由に選択して自己責任で生きてゆく時代です。

 

そんな覚悟も必要になってくるわけで

教育もあれこれと一方的に教えるだけでなく

真の自立を育てていかなくてはならなくなります。

 

 

 

古き良き昭和も知っているだけに

残したいものももちろんたくさんありますが

 

まったく新しい考え方をした若い人たちが

社会の中心になり世の中を創造していきます。

 

うまく考え方をアップデートさせたり

丸ごと不適合になってしまったチップを抜くことは

 

老害といわれないためにも

私たちにもできる世の中への貢献なのではないでしょうか。