あまりの痛さに
腰廻りや膝などあちこち痛みが走ってそして次々に痛む場所が変わってその度に腰痛運動や腰のためのヨガをやったりしていたが最後に左腰と左膝に痛みが移り、とても痛いあまりに痛さに(痛み止めなど全然効かない)・・・ずっと寝たきりそんな中、一番気が紛れるのが(痛みを忘れるのが)・・・やはり映画もともと映画好きでかなりの数のDVDを持っていたが家内に邪魔扱いされて、売り飛ばされて今は何もない。仕方ないので、アマゾンやメルカリで中古を選んで楽しんだがその中でやはりいいのが・・・ロッキーご存知、シルベスター・スタローン脚本主演の映画だしかし、この映画今まで気が付かなかった場面に今回はとても感動した。それはロッキーが周りの人たちにとても優しいのである(ほんとうにスタローンの脚本がいい!!)トレーナーのミッキーがロッキーに世界チャンピオン戦が決まった直後に自分の50年の経験やマネージャーは大事だとロッキーに必死になって訴えるのだがそれまで大事にしてこなかったので ロッキーが今更なんだとすさまじく切れまくってしまう!しかし、それでも年老いた姿で淋しく去りゆくミッキーを追いかけて肩組み、ハグして握手の流れは思わず涙が流れるのである(音楽がいい)ロッキーの恋人エイドリアンの兄ポーリーは貧しさやうだつの上がらなさにもがき苦しむのだがチャンスを得て一気に脚光を浴びるロッキーが妬ましくて仕方ないけど自分の人生をどうすれば好転させる事が出来るのか分からない焦りと哀しみとそして常に不機嫌、暴れまくるのである(写真はそんな一シーン)しかし、最後の最後に自分の才覚でロッキーの名前を借りることで(そんな義理の兄の日ごろの乱暴をロッキーは許して認めてあげるのである)ポーリーは3000ドルを得るのである。映画ロッキーはゴロツキ呼ばわりされるような人生からエイドリアンと共に立ちあがっていくストーリ-が感動を呼ぶのであるがこのミッキーとポーリーのエピソードはこの映画がただの映画ではないことを証明してくれたのだった。余談だが、映画「ショーシャンクの空に」の監督の解説に周りに人たちの意見を大事にし、取り上げることの大切さを話していたが、同じく映画「ロッキー」の監督の解説でもまったく同じことを言っていたのが非常に印象に残ったものだこれからの人生に大いに役立つなと思った次第。