神上がりされた稲荷のこりん姉さん
こんにちは竜胆です。
奈良、高鴨神社の稲荷神社から来られて私についてくださっていた狐さまがおられます。
狐林（こりん）姉さんと呼ばせてもらっていました。
神上がりされて、今はもうおられません。
神上がりされてどの神社へ行かれたのかは教えてもらえずでした。
以前の記事でも書きましたが、何かルールがあるようで教えられないようです。
毎月１日、15日に神様方にお酒をお供えさせていただくのですが、
その度に
『いつか会えますよ』
『もうじき、会えますよ』
と声をかけていただいてました。
この夏あたりから八十九が東大寺の不動堂の軍荼利明王さまにご縁を感じ、お参りさせてもらうようになりました。
例のドラクエ作戦第二弾も実は東大寺近辺であったのですが（そのお話は時期が来たらまた記事にさせていただきます）、とにかく私たち、夏頃から東大寺にご縁ができて足を運ぶことが増えました。
こりん姉さんがあるとき、
『最近、あなた方がよく行っているところの近くにいますよ』とおっしゃいました。
「え？東大寺ですか？」
『笑。その近くよ』
「⁈」
それを聞いてから大急ぎてググって調べました。
一度は「ここ⁈」と思って行ってみたのですが残念ながらハズレ。
見つけることができずに帰ってきました。
そして、12月のある日、とうとう見つけました。
奈良公園内にある『眠神社（ねむりじんじゃ）』
赤い鳥居が見えています。
『ねむり稲荷』とも呼ばれているそうです。東大寺南大門のそば、芝生の広場の脇にある小さな神社です。
失礼ながらこの神社の存在をまったく知りませんでした。
鹿が入るので柵で囲まれています。お詣りする方は柵を開けて入ってくださいと書かれています。
八十九と二人でそっと入って手を合わせてみました。
私は見えないので八十九に聞いてみました。
「こりん姉さん、いてはる？」
「うん。いてはる」
すごく大きな透明な感じで見える神さまの横にこりん姉さんが天平の頃のような里中満智子さん風の衣装を纏って立っておられるようです。
すごく喜んでくださっているとのこと。
『しばらくは、ここにいます。時々来てくださいね』
“しばらく”とは私たちが生きているあいだくらいはという意味みたいです。
（最近、分かったことですが、わりと人事異動が激しいです笑）
「お詣りさせていただき、ありがとうございました」と頭を下げているとスーッと出てこられて私の頭をなでなでしてくださいました。
こりん姉さんはとっても優しく美しいお稲荷さまです。
今度はお酒を持ってお詣りしたいなと思っています。
奈良公園や東大寺辺りへお出かけの際はぜひ『眠神社』へもお詣りなさってください。
そしてよければ、こりん姉さんに話しかけてみてください。
本日もありがとうございます
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