より悪く艶っぽく
魅力的に演じたい
─── 今回のドラマ『ラスト♡シンデレラ』は、篠原涼子さん演じる15歳も年上の女性とのラブストーリーだけど、春馬くん自身も年上の女性に惹かれる気持ちは理解できる?
「もちろん!年上の女性で素敵な方やキレイな人はいっぱいいますもん。例えば、その素敵な女性に僕が何かをしてあげたときに、“ありがとう”ってボディタッチとかされたらカン違いしちゃいますよ(笑)。これは僕のことを“ちょっと好き”とか“優しくしてあげたい”っていう気持ちなんじゃないかなって。それが駆け引きなのかはわからないけど、素敵なお姉さんに心をこめたプレゼントをされたり、気になる言葉を言われたり、“連絡先教えて”なんて言われたら、男子ならみんな、ルンルンってなりますよ(笑)。今日は篠原さんとポスター撮影をしたんですけど、ずっとドキドキしっぱなしですごく楽しかったです(笑)。篠原さんとは『アンフェア』で共演させていただいた以来で、そのときは篠原さんに撃たれる役だったんですけど、まさか7年後に恋愛ドラマをやるとは思ってもみませんでした。今日はまた篠原さんに撃ち抜かれましたね(笑)。
今回は2年ぶりの連ドラで久しぶりのラブストーリーですし、モチベーションはすごく高いです。でも、プレッシャーとか緊張はないかな。新鮮な気持ちで頑張りたいです」
──── 春馬くん演じる“広斗”は女性を翻弄する、ちょっとワルい男だよね。
「最初の印象は最悪でしょうね(笑)。僕にとって今までにない役なので、より悪く艶っぽく演じたいです。それは目線のやり方だったり、芝居のタイミングとか、いろいろ考えて臨みたいです。ベットシーンとかも体当たりですよ。役者は自分の役になりきるのが仕事ですからね。現場に入れば、監督から言われたことには最大限に応えたいと思います。実は広斗には気になる過去もあったりして、それがどう明かされていくのかは僕自身も楽しみだし、見てる人が“こいつ、イヤなヤツだな”と思いながらも気になっちゃうような魅力的な男性に演じたいですね」
──── 広斗と春馬くんの共通点は?
「う~ん…ない(笑)。ただ、広斗はBMXのプロライダーなんですけど、練習中はすごく集中して取り組んでいく。その自分の本当にやりたいものに向かっていく姿勢は素敵だなって。だから僕もBMXに乗るシーンはがむしゃらに夢中になってやりたいです。実際、BMXを貸してもらっているので時間があれば少しでも練習したいです。この間は、30分くらい先生に教えていただいたんですけど、いつもと違う筋肉を使うので筋肉痛になりました。その翌日に舞台の公演があったから、練習したことをちょっと後悔。だって痛いんだもん(笑)。剣とか振っても“あ、痛い、痛い!”って(笑)。でも、面白かったです。腕とか筋肉とかを使うから、それで鍛えられたら裸になったときにカッコいいよね」
恋愛でもアプローチ
するし、積極的です
──── 広斗は恋愛にはグイグイ行く肉食系男子だけど、春馬くんは?
「僕は肉食系でもないし、草食系でもない、中間だと思います。ちゃんとアプローチするときはするし、何ごとにも積極的でありたいとは思っていますね。10代と20代で変わったことって、それが一番大きいんじゃないかな。人に関心を持つようになったし、仕事に対する姿勢も前のめりになったし、自己プロデュースも考えられるようになった。前の僕では考えられなかった行動、思考ですね。それも、何かきっかけがあったわけじゃなくて、だんだん…というか、きっかけは二十歳以降の仕事全部と言っても過言じゃないかな。いろんな人と出会って、人づきあいも楽しくなっていって、その人たちの熱意やヤル気を見て、いい意味で刺激されたり、自分でもどんどん開発していったって感じですね」
──── それで、恋愛観も変わってきた?
「変わりました。自分では早めに結婚したいなって思ってるんですけど、母親に“おまえはしばらくできないよ”なんて言われて(笑)。理由はわからないけど、母親の言うことって当たるじゃないですか。だから、できないのかなぁって(笑)。今はまだ結婚したくないですね。もうちょっと先が見えるというか、自分の中にビジョンが確立しないとね。僕自身が密かに描いてる夢があるので、結婚してもその夢を追えるっていうラインまで近づかないと、結婚という大きな選択はできないかな。その夢が何かは教えられないですけど(笑)」
──── 4月5日で23歳になるけど、より大人の男になった実感はある?
「僕の中では、22と23は違うんですよ。23歳になると本当に“大人側”に行く感じがしていて。“もう大人なんだから責任取りなさいよ!”って誰かに言われてるような。だから、“はい、頑張ります!”って感じです(笑)。今年の誕生日は、このドラマの現場にいるので、みなさんが盛大に祝ってくださるはずです(笑)。サプライズなんかもあって、パンパンパーン!“三浦春馬くん、おめでとう!”みたいなね(笑)。いやいや、どんなふうに祝ってもらってもうれしいですよ」
女性の会話を覗き見
しているような感覚
──── 篠原さん演じる桜は、恋愛よりも仕事に没頭して女心を忘れているうちにヒゲが生えてきてしまった“オス化女子”なんだけど、春馬くんのまわりにもそういう女性はいる?
「いるかと聞かれても…(笑)。“この人オス化してるな”って感じたことあまりないです。ただ、“サバサバしててカッコいいな”とか“仕事をバリバリしてて頼れるな”とか、そういうのはよく思いますね。このドラマの台本を読んだときに、しょせん僕は男なので、女性だけの会話の部分とかあまりピンとこなかったんですね。でも今日、本読みしたら篠原さんと飯島(直子)さんと大塚(寧々)さんの掛け合いがすごく面白くて、いい意味で破壊力があって、僕、声出して笑っちゃったんですよ。たとえば、女性の性に対しての考え方とか、普段女性たちが会話してるところを覗き見してるような感覚なんですよ。もうおっかしくて、いつまでも見ていたい感じだったので、これがどういう芝居になるのか楽しみですね。現場に行って芝居をナマで見たいくらい。それは、このドラマのひとつの武器というか面白いところだと思います。男としては気になりますよ(笑)」
──── 藤木直人さん演じる凛太郎も男性たちと毒舌な会話してるよね?
「女性ってけっこう男性の話を“まーた、バカなこと言って”みたいな感覚で、何を話してるかわかってる気がするんですよね(笑)。でも、意外と男性たちの会話の中にも、女性がハッとする部分があるかもしれないな。僕自身、こういうラブコメディは初めてですし、どんな自分を出していけるのかすごく楽しみですね。あとは純粋に、桜っていう主人公が面白くてかわいくて、それでいて傷ついたり、チクッと胸に刺さるような繊細な部分もていねいに描かれている作品なので、僕も恋する楽しみや痛みを大事に繊細に演じていきたいです。」
──── 春馬自身はどういうときに恋したくなる?
春馬くんが勘違いしてくれるなら、ボディタッチしまくりたいよね
あっ、年上は年上でも、こんなオバチャンはアカンな
やっぱりねー。
春馬くん、姿勢がめちゃくちゃ良いのね。
武士みたいに姿勢がよくて、堂々としてる
って…さすが春馬くん
一昨日、次女と2人で🍓いちご狩りに行ってきたよ。
お腹いっぱい、いちご🍓食べた~🐷💓