順天堂大学陸上部コーチの林田あきのりです。
日本選手権 十種競技が終わりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150707/22/rindaman5535/a8/9f/j/t02200162_0800059013359521583.jpg?caw=800)
結果としては
川崎和也(M1)7679点(PB)第4位入賞
村中智彦(4年)7042点(PB)第13位総合結果は
コチラ川崎は8000点を、村中は7300点を
目標にトレーニングしてきましたが
目標には届きませんでした。
川崎に関して言えば
自己ベストを大きく更新して
「右代選手、中村選手に割って入ること」が最大のテーマでした。
近年、十種競技は
右代選手と中村選手の2強と呼ばれており
他の選手との差は大きく開くばかりです。
そんな状況を打開したいと
川崎といつも話をしていました。
なぜ、こんなテーマを掲げるかというと・・・
右代選手、中村選手に
他の選手が勝てないという思考・雰囲気が
充満していると僕は感じるからです。
もちろん、二人の選手は
「正直言って強い」僕自身も現役時代から
一緒に試合をしてこともありますし
二人が強さの本質もわかっているつもりです。
しかし
彼らに勝てないという思考は
モチベーションを下げる
最大の要因だと思います。
モチベーションが上がらない選手は
高いポテンシャルを秘めていても
それを最大限に発揮することができません。
それでは絶対にもったいないと思います!
また、トップの選手に
チャレンジしていく選手がいないことは
種目全体のレベルが上がっていかないと
思っています。
そういう意味で
今回は
「チャレンジ」の大会でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150707/22/rindaman5535/9e/3c/j/t02200165_0800060013359521581.jpg?caw=800)
残念ながら、
チャレンジを成功させることは
できませんでしたが
今までの負け方とは
違う気がします。
また、僕が選手を指導する上で
最低限のテーマは
「選手を弱くしないこと」なので
選手たちはそれをクリアできているので
しっかりと自己ベストを積み重ねていけば
必ずチャンスは来ると思っています。
「現状維持は衰退の始まり」と
どこかで聞いたことがあります。
毎日毎日チャレンジしていかないとダメ。
そして、最低でも1日1点を積み重ねる。
また、選手と一緒に取り組んでいこうと思います。
最後に
今大会まで選手たちに
チカラを貸してくださった
多くの方々
本当にありがとうございました。
そして、これからもご協力よろしくお願いいたします。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150707/22/rindaman5535/39/60/j/t02200165_0800060013359521582.jpg?caw=800)