順天堂大学陸上部コーチの林田あきのりです。
実は・・・
コーチ留学と言いつつも
試合に出させていただきました!
競技会の名前は
「Bryan Clay Invitational Track and Field Meet」
なんだかカッコイイですよね?笑
ブライアンクレイ(Blyan Clay)は
日系3世で十種競技の北京オリンピックで
金メダリストに輝いた素晴らしい選手です。
Wikipedia情報→ブライアンクレイ
日本のデカスリートを代表して
挨拶をしてきました。笑
とても礼儀正しい優しい人でした。
この写真を見るとわかりますが、
身長が僕より5cmくらい低いです。
この体格でオリンピックを優勝したというのは
本当に努力をして勝ち上がったんだと
思いました。
肝心な試合はというと・・・
110mHに出場しました!
映像→コチラ
記録は15秒37(風なし)という
なんともよくも悪くもない記録でした。苦笑
完全に言い訳ですが、
前日のタイムテーブルでは
12:30にスタートと書いてあったのですが
なぜかコーチが
「8:00にホテルを出発するぞ!」
と前日に言われて
8:30頃にグラウンドについて
「ノリ、アップをしろ!」
僕は一次アップだと思い
軽く身体を動かしていました。
すると・・・
9:10頃にハイハードルが
ズラ、ズラ、ズラー!っと
一気にならび始めたんです。泣
まさかと思い、招集係の人の
スタートリストを見せてもらうと
2組目4レーンに
「Akinori Hayashida」の名前が・・・
急いでスパイクを履いたのは
9:20(1組が始まる頃)
なんとか、1台目のアプローチを終えて
試合へ行きましたが
まさかの展開に面食らって
緊張する間も無く試合は終了しました。笑
しかも、隣のレーンの大男(通称=巨人)が
リードアーム(左手)が
僕にあたりバランスを崩す始末
フィジカルの必要性を痛感しましたね。笑
ですが、日本と違った環境で
試合をしてみて
日本で当たり前のことが
他国では当たり前ではないことが
理解できました。
わからないことだらけなので、
試合でレースをする以前の部分に
気候
言語
コミュニケーション
文化
食事などの要因で
自分にストレスを感じてしまうことが
海外での試合の難しさだと思いました。
世界で戦う選手を目指すなら
日本代表になって初の海外を経験する前に
今のうちにこのような環境を
経験しておけば、
最初の大会から自分の力を発揮しやすくなると
思いました。
しかしながら
今回の競技会は本当に楽しかったです。
大会に出場位している全ての人が
真剣に、そして楽しんで競技をしていました。
良い記録は出せませんでしたが、
自分の中で価値ある大会になりました。
また、来年も参加したいと思います。