じぃじ  やっとばぁばのところに逝けたね



11月から何度もお医者さんに危ないと言われては、持ち直しの繰り返しだったけれど



食べたいものも食べられないし、痛いし、苦しいし、、、



そんな状態で生きてるのは本当に辛かったよね



ばぁばの時と同じように、延命措置は一切しないとあらかじめ決めてあったから、兄弟が4人もいるのに誰1人反対もせずに希望通りに送り出すことができたよ



今頃ばぁばに会えているのかな




その日の朝にはお水も飲んでいたのに、突然呼吸が止まっていると連絡を受けた時には本当にビックリしたよ



毎日皆んなで交代で往診や訪問看護の立ち会いとか、ミキサー食を食べる介助をしにサ高住まで行っていたけど、、、


急すぎて誰も最後には間に合わなかったよ



駆けつけて会ったじぃじの顔は、本当にただただ眠っているように穏やかで



あぁ、苦しまずに逝けたんだね。

眠っているうちにそのまま逝ったから本人も気づかないうちに楽になれて良かったね



って、兄弟全員でむしろ嬉しく思ったよ



お気に入りのシャツとスーツを着せてあげたら、本当に出かけて帰って来てそのまま寝てるようだったよ。



後から会いに来たりんは、そんなじぃじの顔を見て一生懸命起こそうとしてたね

やっとゆっくり眠れたのに、りんが激しく揺さぶっちゃってゴメンね



ザ昭和の男世代のじぃじは子育てはばぁばに任せっきりだったけど、



じぃじを囲んで兄弟4人で昔の色んなことを話していたら、結構色んな思い出があったよ


じぃじなりに子育て頑張ってくれてありがとう!



兄弟水入らずでじっくり話をする機会なんて、後にも先にもこれっきりな貴重な時間で



もし、看取りのために親族がかけつける時間があったら、こんな時間は持てなかっただろうな、って思ったら


最期のじぃじの粋な計らいだったんだと思えてきてね



兄弟4人でじぃじが好きだったお蕎麦を食べに行って献杯したよ


じぃじ、最後に素敵な時間をありがとう



頻繁にじぃじのところに通っていたりんは、毎日のようにじぃじのお家行きたーいと言っていたけれど



じぃじの火葬式の時に、沢山バイバイをして



お骨になったじぃじを見たら、りんなりにじぃじとのお別れを理解したみたいでね



その後は一言もじぃじのお家行きたーいって言わなくなったよ



火葬も収骨も悲しい場面だけど、りんがニコニコしながらバイバイをしたり、収骨が全て終わった時に、パチパチとスタッフさんに拍手をしたりして

何だか心温まるセレモニーになったね。



本当に良い別れ方ができたから



これからは悲しみすぎずに前を向いて生きていきます。



じぃじが最期にお世話になったサ高住のスタッフさんに、お礼を言ってなーい!って思って心配しているだろうけど



皆んなで今からちゃんとお礼を言いに行ってくるから心配しないでゆっくり眠ってね。






じぃじの写真、ばぁばの時と同じ写真を使ったよ


いつか会いに行くから、ばぁばにもよろしくね


さよなら、じぃじ