前回の記事について、沢山の方々からの温かい応援を頂き本当にありがとうございました!

 

ブログには数え切れない程のコメントやメッセージ、リブログを頂き、

 
FacebookやTwitterでは大変多くの方々に記事を広めて頂き

 
友人、知人からも数え切れないほどのLINEやメールを頂き
 

こんなにも沢山の方々に応援頂けるとは予想もしていなかった私は、とても大きな勇気をもらいました。
 

皆様から頂いた貴重なご意見は、全て読ませて頂きました。
 
心から感謝申し上げます!

 
本当に沢山の方々にご心配頂いた上に

 
事業を実現するために、管理者を他の方にご依頼することをお勧め頂いたり、

 
ご自分の経験から事態を打開する方法をご教示くださるとの嬉しいお申し出も沢山頂きました。

 
この数日間、自分がどうすべきなのかを何度も何度も考えました。
 

今回の記事をきっかけに頂いたメッセージを読み進めるうちに
 

現在私と同じ状況に置かれ苦しんでいるご家族が、分かっているだけでも都内に4組いらっしゃること
 

これから事業の立ち上げを計画しようとしていたが、この事実を知って悩んでいらっしゃる方がいること
 

そして、過去に事業所を立ち上げたものの、我が子を通わすことが認められず、今も悔しい思いをしているご家族が複数いらっしゃることが分かりました。
 
 
東京都からこの事業の指定を受ける為には
 
 
東京都に打診をする前に、事業所の指定を受けられるかどうかが分からない状況下で、ある程度の人員を確保し、候補物件を見つけなければ相談に応じて頂けず
 
 

やっとの思いで人材も物件も押さえた上で、相談した時に初めて知らされる、、、
 

 
「我が子だけは施設を利用できないのだという事実」
 
 

知った時には、人材も物件も押さえているので、通常は後には引けない状況であり、、、
 

 
そのまま事業所を開設することになっても、我が子だけは通わせることができないのです。
 

 
実際に涙を飲んだ方の中には、事業所開設前に何年間も福祉や医療の仕事に携わり、その知識と経験を生かして事業所を立ち上げたものの、我が子だけが施設利用が叶わず、他の事業所を利用しているのだと言う方もいらっしゃいます。
 
 
どんなに悔しくて悲しかったことでしょう
 
 
この制度が変わらなければ、何人もの方がこの先同じ思いをするかもしれません。
 

どうか、現状を分かって欲しい
 

今回私たちが立ち上げる施設は年齢制限があり、未就学児しか通うことが出来ません。
 

施設の立ち上げまでに長い期間を要したので、施設を立ち上げた後に我が子は最長でも3年しか通うことができません。


でも、その後にも助けを求める多くのご家族の為に、もちろんこの事業は続いていくのです。

 
どうか、道を閉ざさないでください。
 
 
私は事業を立ち上げるからには賛同してくださったスタッフの方々を施設管理者として責任をもって守りたいと思っています。
 

もし、管理者を他の方にした場合には、管理運営上の手助けが必要になった場合でも、私には何も出来ないのです。
 

そして、もしも、何年か先に後を継いで管理者になって頂ける方がいなくなってしまった場合には、、、
 

施設が閉鎖になってしまう。

 
施設を立ち上げるからには将来の子供達に残していく義務がある。

 
いざという時には、当事者である親同士でたすきを渡して施設を守っていきたいと思うのです。
 

誰も居場所を創ってくれないのであれば、親は自分達で創るより他に道はないのです。
 
 
今回、予想もしていなかった出来事に直面し、

 
法律にも条例にも規定が無い以上、交渉する術がないと一時は絶望しましたが、


皆んなの明日の居場所を作るためにNPOを設立しようと決めた時の初心を忘れずに、

 
諦めずに最後まで頑張って交渉したいと思います。
 


まだまだ具体的なご報告をさせて頂ける段階ではありませんが、ご心配頂いている皆様にお伝えしたく、記事を書かせて頂きました。
 

私個人の力では成し得なかったことですが、皆様お力添えのお陰で、都議や区議の先生とも繋がることができ現在ご尽力頂いております。
 

団体を結成して交渉すべく準備を始めることとなりましたので、同じ問題で悩まれているご家族の方がいらっしゃいましたら、どうかご連絡を頂けますでしょうか。


これから立ち上げを計画されるご家族の方のご参加も大歓迎です。


長い戦いになるかもしれませんが、結果が出ましたら皆様に必ずご報告させて頂きます。

 
沢山の方々の温かい応援に心からの感謝を込めて。
 

 
NPOあした場
代表理事  小川 明子