あべのハルカス10周年記念
「円空 ―旅して、彫って、祈って―」
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F
円空は寛永9年(1632年)に美濃国郡上郡の南部、瓢ヶ岳山麓(現在の郡上市美並町)で、木地師の子として生まれたと伝えられています。地元の粥川寺で仏教を学び始め、32歳の時にこのお寺で出家。滋賀県と岐阜県にまたがる伊吹山などでの修業を終えた34歳の時に、北海道への遊行に向かった。それから1695年(元禄8年)、64歳の時に岐阜県の関市池尻にある弥勒寺(みろくじ)で死去するまで、30年に及ぶ長い長い旅が始まった。
「生涯に12万体彫る」と誓ったと言われ、現存する円空仏は5,000体を超えます。本展では、約160体の円空仏が集結
作品の一部は撮影
見ごたえある展示会でした
護法神立像:江戸時代17世紀
荒削りに見えて繊細
木を充分に生かした作品
微笑んでる口元。柔らかさを感じる
びんずる尊者座像:貞享2年(1685)頃
護法神立像・菩薩立像
金剛童子立像:貞享2年(1685)頃
(左)烏天狗立像:貞享2年(1685)頃
(右)不動明王及び二童子立像:貞享2年(1685)頃
狛犬:1685年頃
円空展鑑賞後、展望台へ