土佐一之宮:土佐神社(しなね様)
高知県高知市一宮しなね2丁目16-1
御祭神
・味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ) 国譲り神話にアメノワカヒコ命の友人として登場する美青年の神さまです。名前のスキは、農具の「鋤(すき)」から連想されたもので、もともとは鋤を御神体とする農業神だったようです。
・一言主神(ひとことぬしのかみ)
土佐神社の創祀については、明らかでありませんが、境内東北方の礫石と呼ばれる自然石を磐座として祭祀したものと考えられ、古代に遡ると言われています。延喜の制が布告された平安時代、醍醐天皇の御代には式内大社に列せられ都佐坐神社と称され、特に皇室の崇敬あつく勅使の参向もしばしばあり、朱雀天皇の御代天慶三(940)年には、神階を正一位に進ませられています。鎌倉時代初頭には神仏習合時代に入り、土佐国総鎮守一宮とされました。
社号標
境内社
巌島神社
事代主神社
西御前社
大国主神社
禊石(禊ぎ神事のための貴重な岩)
本来は境内西側のしなね川にあったが、平成11年河川改修工事によりやむなくこの場所に移した。
礫石 往古、大神の鎮座地を定め給うと投げた石は、この地にとどまり、厚く祀られています
第2駐車場の奥に境外社末社・瀧宮