「神様からひと言」 荻原浩
BOOK













たった2泊3日の帰省でしたが

ホンっトに田舎なのでやることもなく

1日でコレ読みきってしまいました。。。。


でもそれくらぃテンポよく心地よく展開し

すっきり終われるストーリーは

さすが「本屋の店員さんが選ぶベスト1☆」

だけあります(^-^)


簡単なストーリーは~

大手広告代理店から老舗食品メーカーに転職した

ちょっとはみだし気味で血気盛んなくせに

ハートはチキンで

でも

何が正しいかを自分なりに持っている

そんな29歳のどこにでもいる平サラリーマンが

重役会議で上司を殴って

左遷部屋のお客様相談室に飛ばされるところから始まります


お客様相談室とゆぅのは

よぉは苦情処理係で

ここには全社から左遷されてくるよぉな曲者ばかり集められる

でも

左遷理由は会社の不正や不実を隠すためのものだったり

保守的な老舗企業にはウケないIT技術の持ち主(まぁオタク(^ ^;;)だったり


そこで主人公のサラリーマンが

ギャンブル狂だが苦情処理のプロの先輩のもと

成長していく姿が描かれている☆


主人公は

お客様相談室といぅ

お客様に一番近い現場で

お客様の生の声(まぁ苦情ですケド)を聞くうちに

自社の経営ポリシー

経営陣が何に向かって経営しているか

⇒自分の利益や保身

を知り、やるせない気持ちになります


「会社っていったい何なんでしょう」


そんな主人公に先輩がこぉ言います~



「おでん鍋と一緒だよ」

「え?」


「ほら、狭いとこでぐつぐつぐつぐつ煮詰まってさ、

部長だ課長だ役員だなんて言ったって、

しょせん鍋の中で昆布とちくわが

どっちが偉いかなんて言い合ってるようなもんだ。

考えてみ、このおでん屋じゃ牛スジが一番高くて偉そうだけど、

他の食い物屋へ行けば使っちゃもらえない。

こんにゃくはここじゃ安物だけど、

味噌田楽の店にいけば堂々のエリートだよ。」


「ちくわぶは言ってみれば専門職。

天職を見つけたやつだな。

よそには行けないけれど、

おでんの中では存在感を示すことができる。

似ていても、ちくわはよそにも転職が可能だ。

そう考えてみれば簡単だろ。

お前がこのじゃがいもだとする。

おでんの中なら、ただの平社員だ。

でも、肉じゃがの皿の中なら共同経営者だよ。

じゃがバタなら押しも押されぬ社長。

社員はバターと塩だけだけれどな。」


会社の序列なんて、たいした順番じゃない

一歩外に出たらころりと変わるかもいれない

でも子供のころから一生懸命競争して手に入れた順番だから

みんなそこからこぼれ落ちたくない・・・・


なんだか

日本のサラリーマン社会の

どこにでも転がってる古い体質

それを

おでん鍋に例えて

よく表現しているなぁあああ~

と感心しました(^-^)


ここではキチョーなちくわぶになるのか

どこででもぼちぼち使えるちくわになるのか


会社だけでなくどんなコミュニティでも同じこと


あなたはちくわぶとちくわ

どっちがイイですか?