「愛すべきおやじ」



今の会社に来て、半年が過ぎようとしている。



あたしがいる部署は、経営に近い仕事をする部署だからか、大所帯の総務から離れた

小部屋に、6人で仕事をしている。

その部屋に、3人のオヤジがいる。

(上司なので、「オヤジ」という表現は少々はばかられるケド。。。)


オヤジ達は、日々、経営者達の無理難題に応え、なだめ、後始末をするために奔走して

いる。


毎日のように、天井人やら他部署の管理職やらグループ会社やらから電話がかかり呼び

出され、ほとんど席にいることもない。


解放されて部屋に戻ってくると心なしか疲れて肩が落ちてるオヤジ。。

無駄な会議の理不尽さを愚痴りまくる独り言の多いオヤジ。。

あきらめモードでオヤジギャグ言いまくりのオヤジ。。。


でも、あたしはこのオヤジ達を愛しているラブラブ


所詮、悲しい日本のサラリーマン。

会社の命令には従わざるを得ない。



それでも、オヤジ達は今日も明るく楽しい音譜




オヤジ達とよくランチに出かけるあたしを目撃した他部署の女のヒトは「すごいねぇ・・」と

言うけれど。。。。

「今日のカレー屋さんは当たりだったねぇ~♪」

と仕事しながら嬉しそうに何度も繰り返すオヤジをあたしはいとおしぃと思う。



そぉいえば、オヤジのひとりがこの間言っていた。


「○○はさぁ~回覧先を見ろ!って何度言っても、全部オレんとこ置いてくんだよ。何度言

っても直らないから、もう言うの諦めたんだ。だって、あいつ他にイイところいっぱいあるか

らさぁ~。ひとつくらいできなくても、まぁいいかぁと思って」



あたしは、またオヤジが好きになった。