浅田次郎の「蒼穹の昴(そうきゅうのすばる)」

少し前に読んだ。


蒼穹の昴












本を読むのは好きで、読み始めるとその世界に入ってしまうので、ガァーっと一気に

読んでします。

ただ、本を読むのもブームがあって、最近は少し遠のき気味・・・(~_~;)


で、コレは知り合いに薦められて読み始めた。。。


中国清朝末期、糞拾いの少年・春雲と幼馴染の兄貴分・文秀のそれぞれの進んだ道

は、時代の波に真っ向からぶち当たることになります。

春雲は、自らの手で男のモノを切り落とし宦官となり、果ては西太后の一番の信頼を

得、文秀は自ら内に秘めた才能で若くして最高の成績で進士となり、時の天子光緒帝

に仕え衰退の一途を辿る清朝を変えるべく奔走します。


ふたりの進んだ道は左右に分かれ、思想も支持する人も異なり、公的には言葉を交わ

すこともできない関係となりますが、心の根底にあったもの・・・・


人を想うキモチ


・・・・は幼い頃と変わらず、ふたりに共通してあったと思います。


本自体は登場人物も多く、後半は歴史的に欧州や日本も関わってきて、かなり奥の深い

歴史モノになっているのですが、私はこの本で、人として大切なコトや自分で星をつかむ

強さを春雲や文秀やその他の登場人物(西太后も今までの女傑の印象とは少し異なった

趣で描かれています)を通して感じました。


今の世の中は、そんなに必死にならなくても、テキトーに日々過ごせるし、あんま困るこ

ともないし~で、とかくいろんなコトを忘れがち。。。


特に自己中の私は日常生活の中でよく忘れてしまう。。。。

人を想うキモチ、感謝するキモチ・・・


こんなにテキトーでも日々楽しく過ごせることも、何かあった時もなんとかなることも、本

当はみんなみんなのおかげです。


私は、人を想いやれる優しさと、凛とした強さを兼ね備えた人間になりたい。。。と思うの

でした・・・。