タケとの予定は決まってなかったけど、付き合いは順調だった。
順調に行くように努力した。
私が我慢すれば上手く行く。
どんなに私の体調が悪くても、タケに誘われたら行く。
どんなに私が疲れていても、タケが上機嫌の時は、そのテンションに合わせる。
「頭痛い」
「風邪気味かも」
・・・こんなセリフ、2日に1回は必ず言うタケ。
それでも、そのたびに
「大丈夫?」
って心配した。
りんちゃん冷たい
・・・って言われたから、必死でタケのお母さんになった。
食べたいものも、行きたい場所も、何でもタケの言う通り。
たまに自分の行きたい所を言うけど、
「え~、また今度にしようよ」
そう言われたら
「分かった」
って聞き分けの良い子になった。
私が私でなくなってきた。