私は言いたい事だけを言った。






私はタケの事が好きだった。



こんなに好きになった人は他にいなかった。



タケのいない生活はきっと寂しく感じると思う。



でも私はいつも不安だった。



嫌われたら困るし、また浮気されたら嫌だから、言いたい事も言えずにいた。



別れるなら別れるで良いから、あんな風に無視したりされて、最後くらい誠実な姿をみたかった。










「りんちゃんも言ってたけど、別れたいと思ってる。」




「うん、それで良いと思う」





しばらくの無言の後



「でも、りんちゃんと最後に行ったディズニーランドは楽しかったなぁ~・・・」







今更そんな事を言われても困る。




・・・正直そんなの聞きたくない。




私の別れる決意が鈍る事はなかったけど、そんな言葉いらないと思った。