人間ドックで腹部エコーをしていた時、技師さんがある部分を念入りに調べたり、

過去の人間ドックの結果を聞いてきたりして何かあるなと思ったのですが、人間ドック最後の

内科の先生の診察の際、
「膵臓に嚢胞があるね。もしかしたら膵臓だけに精密検査の必要あるもかも。」

と言われ、ものすごくパニックになりました。普段、膵臓について考えたこともなかったけれど、

膵臓は沈黙の臓器で分かった時には手遅れときいたことがあったので、

「私、もしかして癌なの?しかも癌の王様の膵臓がんなの?」

と帰り道どうやって帰ったかわからないくらいパニックになっていました。

 

人間ドックの結果は、2、3週間かかるのでいてもたってもいられず、かといって、総合病院は

紹介状がないといけないし、とにかく紹介状を得るため、人間ドック受診の次の日に近くにクリニック

を受診し、そこでもエコーをしました。何かの間違いであってほしかったけれどやはり膵臓に嚢胞あり

とのことで紹介状を書いてもらい、近くの総合病院に受診することにしました。

 

総合病院では膵臓に嚢胞がある人は結構いるけれど、まだ若いし(当時37歳でしたが)

きちんと調べようということになり、CTやMRIの検査をしました。

検査結果待ちの1週間が一番つらかったし、人生を考えさせられました。

というのも結果待ちの時に人間ドックの結果が来たのですが、オプションで付けられる

腫瘍マーカーが癌を罹患していても高いといわれる値が出ており、

総合病院の検査結果が出る前でしたが完全に自分は膵臓癌だと確信し、息子はまだ当時

2歳でしたが、小学校の入学式に出席できるのかなと毎日泣いていました。

 

そして総合病院での検査結果を聞く当日。怖くて怖くて前日は眠ることができず、

家族で日々過ごせるありがたさ、日々の何でもない事を過ごすありがたさ、

文句は言いつつも働けるありがたさを感じていました。

診察結果は、「良性の嚢胞でしょう」でした。夫と二人で受診しましたが

「え?どういこと?」という思いでした。

総合病院でも人間ドックでやった腫瘍マーカーをしましたが、そちらは余裕で基準値未満。

後からわかったことですが、人間ドックの時に受けた腫瘍マーカーは、不妊治療の時に

使っていた薬(エストラーナと膣座薬)が影響したようです。

移植で陰性とわかりそのあと生理がきてから人間ドックを受けたのですが、薬がまだ体に残っていたようなんです。

なので、もし人間ドックを受ける際は、みなさんお気を付けくださいね。

 

ただ、膵臓の嚢胞は良性から悪性まであるのでもっと詳しく調べようということで、大き目の胃カメラを飲んで、胃から

膵臓を観察する検査をしました。

結果は、中年女性に多いMCN(粘液性嚢胞腫瘍)だろうということでこれは前癌状態と言われるもので

手術適用になるといわれました。その病院では膵臓を半分、脾臓は全部取るといわれ、膵臓半分は、

糖尿病になりうるし、膵臓の手術は難しい部類に入るため、総合病院から大学病院へ紹介してもらいました。