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日に日に春めいてきました。外の景色は。
熊猫です。病室よりお届けしております。
<入院5日目>
中心静脈カテーテルからの高カロリー輸液をしてましたが、腹痛と下痢が改善してきたことから食事開始の許可がおりました。
食事開始です!
ヤター!!!! ٩(๑òωó๑)۶
やっと口から水以外のものが摂れる!
看護師さん「もうコレいらないですね♪」
と、<禁食※水分可>の注意書きの札が撤去されました。
待ちに待ったお食事は!
ま、まぁそうだよ。重湯だよ、禁食明けはね。
それでも、まぁ4日間食べていないからね、
まぁウマイことウマイこと♪
米粒が数えるほどしかありませんが、むしろ米の旨味と甘みを強烈に感じられる!
澄まし汁ですら、濃厚煮干しラーメンのスープのよう!
そんな重湯を昼、夕、朝と計3回食べました。
こんなに優しさの塊みたいな重湯ですら、大腸炎の腸管には刺激になったようで。
何度か腹がゴロゴロしたし、下痢も横ばいで続きました。
<入院6〜8日目>
重湯をクリアした?ということで、段々と食事の質を上げていきます。
ここはダイジェストで、どうぞ!
段々と米粒の比率が増えているんですよ?
三分粥なんてほぼ研ぎ汁でしたが、それでもすっごく慎重によく噛んで食べました。
段々と食形態が上がることで、具材が増えるからか味が多彩になる感じも楽しかった。
なによりも、全て美味しかったので、口から食べられるって幸せだなぁ。と痛感しました。
ただ、全くトラブルがなかったわけじゃなくて。。。
腹の調子は徐々に食物が通過することになれてきた感じはありましたが。
一方でカテーテルを入れた左腕の痛み?が日に日に悪化してきたんです。
入院2日目に大腸カメラとPICC挿入を行いました。熊猫です。
PICC挿入時に刺された針の痛みと、PICC自体の痛みと違和感とで、なかなか眠れなかったなぁと覚えています。
<入院3〜5日目>
時間が経つと、刺された針の痛みより、肘を伸ばして寝起きすることで肩が凝ります。
そして、点滴スタンドがトップヘビーになって動かしにくい。
キャスターで移動するから楽そうですが、エレベーターに乗り込むときの僅かな段差で、前のめりに倒れそうになる。
不便です、この命綱。
こうやってなんとか制限内でQOL上げていかないとなぁ、と自分自身の看護プランを練りながら生活してました。
<入院2日目 夕方>
大腸カメラという試練を終え、病棟で医師から入院期間2週間は確定だと聞かされたあとのことです。
1週間は禁食(水やお茶は可)と治療プランが決まったため。
「じゃあしばらくは点滴から高カロリー輸液ですね〜」なんて言ったら。
Dr「いいえ。中心静脈カテーテルを入れます」
熊猫「(´・ω・`)!?」
Dr「末端の血管を使っての高カロリー輸液は血管炎を起こしてしまうため、より中枢深くまで挿入させる中心静脈カテーテルを入れて安全に投与しましょう😀」
熊猫「わ、わかりました(え、そんなにオオゴトな処置やるの?!)」
(´・ω・`)<まさかやーん!
ということで、出来上がったのがこちら…。
※苦手な人は閲覧注意
※無麻酔で計10回刺されました(´・ω・`)
<入院1日目の夜>
痛み止めの効果はとてもありがたかった。
やっぱり疼痛緩和は最優先の看護目標だわ!
と腑に落ちてました。
受診した夜中から昼間もほとんど眠れなかった。眠れても急な腹痛と便意で急いでトイレに向かう。
漏らしたくない一心で歩くゾンビ状態でした。
それに、転棟した専門病棟の準夜と深夜の担当看護師さんたちがとてもが良い人で。
「じゃあインターバルあけるまであと1時間あるので、強い方いっちゃいますか☆」
と明るく提案いただけたのはありがたかった。
※ノリの良さは心の支えですね。
痛みが緩和されると、
便意は便意として認識できる。
※これ、すごく大事です
今の痛みは腹痛だけだからトイレに歩かなくて良いな。
いや、さっきより便意(チャド)の霊圧を感じるから行っておこうかな。
と、理性的?に考えられる。
毎回痛むたび歩かなくてもいいので、体を休める時間が当社比4倍くらいに改善しました。
…それでも、10分毎のトイレが40分置きになっただけなんですが。
体感的にはえらい改善でした。
<入院2日目 試練の日>
朝の回診で、今日これから大腸カメラやりますよ〜と言われ、前処置の高圧浣腸後に大腸カメラ検査という日程が立ちました。
前処置とは、大腸カメラをやるうえでとても大事な作業。
一般的な内視鏡検査では、検査前日に下剤を飲み、当日早朝から腸洗浄の水薬を1〜2リットル飲みます。
大腸内のアレヤコレヤを流さないと、視界不良のため再検査となってしまうからね。
ただ、僕のように炎症が起きてる大腸に薬を流し込むと、症状悪化させる上にトイレのウォーキングデッドになってしまう。
そういう人の場合はある意味優しい?方の処置として、下からお湯を流し込んで勢いよく出す処置をします。
まぁ、そんなことしなくても、僕の大腸はスッカラカンだと思いますが。
いざ、高圧浣腸へ。
お湯が入り切るまで耐えるのは結構しんどいですが、これまでの腹痛に比べたら可愛いものでしたよ。さすが、ある意味優しい方の処置です。
そして、看護師さんに内視鏡検査室まで連れられて行き。。。
道中で、
「大腸カメラの経験?自分がやられたことはありませんが、やってるのをいつも見てますね」と話すと、お仕事は?と聞かれたので、
「内視鏡室で働いている看護師です」と答えました。
同業者と分かると話が早いって感じで、説明が簡略化されたような気もします。
それで良いと思います😊
検査着に着替えて腸管の動きを抑える薬を投与され、いざ!大腸カメラへ!
初めての大腸カメラは。。。
あれ?そんなに痛くな。。。。
イタ!?
イタ?!!!
イタタタタタタ!!!
炎症を起こしている大腸内部をカメラの管が擦る感覚。
そして、大腸を炭酸ガスで膨らます感覚がメチャクチャ痛い(´;ω;`)
とても腕の良い先生に検査してもらったので、検査時間はすごく早かったのですが。
炎症部の痛みは激痛で耐えられず、「十分確認できました」ということで、途中で切り上げてもらいました。
カメラを引きながら撮影しつつ、内部の組織を摘み取る検査(生検)を行ってもらいました。
最終的な結果は生検次第ですが、担当医のお話によると、感染性大腸炎か潰瘍性大腸だと思うが、7:3で感染性だろう。とのことです。
僕としてもそうであって欲しいなぁ。と思いつつ、じゃあ退院は早くなりますね!なんて言ったら。。。
「いやぁ、それにしてもとても重症なんですよね。
1週間禁食で、もう1週間様子見て、2週間は入院ですね」
ヤダー!!!!!