昨年11月
腰や背中に激痛があり
救急車で かかりつけの大学病院に
緊急入院した93歳のマザー


抗がん剤TS-1で
3回目の肺がん治療中でした

激痛は腰の圧迫骨折で
2週間ほど大学病院にいて
その後のリハビリの為
今の病院に転院しました

大学病院を出る時
主治医に言われた事は
アタシ達が予想してた事 でした

   この抗がん剤で
   効果が出なくなった場合
   次の治療は 出来ないでしょう

人の命は永遠じゃない
老いていく中で
病気と戦う気力や体力が
永遠に続くはずも ない

どこかのタイミングで
体力も気力も
薄れていくのものだ  

側にいるアタシ達が
そのタイミングを知ることは
難しい


肺がんは
少しづつだけど
広がっていってる

TS-1の治療は
マザーの今の体力を考えて
マザーの了解を得た上で
今は止めているそうです

腰の痛みは
随分 楽にはなってきたようで
痛み止めや薬の投与を 
かなり減らしてる

薬の体への負担は
高齢者には かなりダメージ
色んな意味で かなり衰弱してくる




コロナ渦の入院生活は
鉄のマザーの気力までも
削っていってるようです

    今月いっぱい 頑張れるかどうか……

そう言われた時
悲しいとか 辛いとか
そんな自分の気持ちじゃなく

逢えない事が 残念でならなかった

   やはり面会は出来ないですよね?

娘が先生に詰め寄りました

ひ孫に逢ったら
きっと元気になるはずだから

娘は そう言ってました

誰にも逢えない入院生活は
確実にマザーの気力を
失わせてる
こんな時期じゃなければ
こんなに
弱くならなかったんじゃないか?


でも
いくら叫んでも
この状況は 変わりはしない………


コロナは
こんな事にまで 首を突っ込む
きっと アタシ達みたいな人達
日本中に沢山いるんだろう




看護師さんの提案で
アタシのスマホをビデオ通話にして
マザーの所に
持って行ってくれました

娘がいてくれたので
娘のスマホとビデオ通話できました

マザーは痩せてました


孫(娘)の顔を見て
  『あ   ◯◯ちゃんだ』
と笑顔が見えました



お願いだから
温かくなるまで頑張って❗️
春を待ってからに して欲しい


星になるのは 
もう少し 待って欲しい