榎本くるみ『冒険彗星』 | 邦楽新曲レビュー

榎本くるみ『冒険彗星』

冒険彗星(初回生産限定盤)(DVD付)
TVアニメ「テイルズ オブ ジ アビス」EDテーマ。軽快で爽やかなメロディと力強い歌声が印象的で、彼女の音楽に注ぐあふれんばかりの愛情とエネルギーが強力な磁力を放っている。
2006年4月にシングル『心のカタチ』でデビューした、一度聴いたら忘れられない歌声で独特の世界を構築する名古屋発のシンガー・ソングライター、榎本くるみ。9thシングルとなる今作は、これまでもプロデュースを手掛けてきたMORに加え、BUMP OF CHICKENの藤原基央がプロデュースに参加したことで話題ですね。歪んだエレキギターが印象的なBUMPサウンドで展開する疾走感溢れるドラマティックなナンバー。シングルとしては久しぶりのアップチューンで、凛とした強さの中に憂いのある歌声が前面に出てて、「人生」をテーマにした壮大な歌詞に胸を打たれます。「♪生まれた意味は生きてゆく意味など超えた場所にある」とか、グッとくる歌詞が満載。オリコン10位になったそうで、BUMP藤くんの名前だけで、ここまで注目されるんですね。彼女のシングルの中では初期の方が好きで、他の曲も聴いて欲しいです。
カップリングは、優しく柔らかい歌声で日常生活の中で感じている寂しさを表現した美しいミディアムナンバー『朝顔』、シンプルなピアノで歌い上げた童謡のような曲かと思うと、ラストに怒濤の展開をする『ぼくのうた』を収録。カップリングもいいですね。全3曲全て、MOTOO FUJIWARA & MOR名義で作詞・作曲・プロデュースになっています。2009年1/28に2ndアルバム『NOTEBOOK II ~冒険ノート中~』をリリース予定。
GyaO 音楽(~12/24)やYahoo!動画(~09/1/5)でPVフル視聴できます。試聴は特設サイトで。11/26リリース。