一青窈『つないで手』 | 邦楽新曲レビュー

一青窈『つないで手』

つないで手
全薬工業 新リコリス「ゼンヤク」 '07 CMイメージソング。一青窈の通算9枚目となるシングル。プロデューサーに武部聡志を迎え、極上のミディアム・ナンバーに仕上げている。心にダイレクトに響く彼女の詞とヴォーカルも健在。
前作『指切り』から約1年10ヵ月ぶりとなる待望のニューシングル。プロデュースはデビュー前からのコンビとなる武部聡志、作曲は中島美嘉『桜色舞うころ』等を手掛けたシンガー・ソングライター、川江美奈子が担当。秋の風と共に心をそっと揺らす、伸びやかな歌声を活かしたメロディアスなミディアムバラード。滑らかに流れ落ちる美しいメロディに、先の見えない恋の不安と一人の相手を一途に思う痛切な心情を綴ってます。『指切り』で歌われていた切ない感情とは対となるような愛に満ち溢れたナンバーで、優しさに包み込まれます。PVは『指切り』と似てますね。今作は、意図的にあの人を外したんでしょうか。一部、破局の報道はあったけど、開き直り発言がニュースになっていたので、まだ続いてるんですね。
カップリング『ドミノ』は、全薬工業 新ジキニン顆粒 '07 CMイメージソング。作曲は、一青窈ではお馴染みのKinKi Kidsも手掛けるシンガー・ソングライター、マシコタツロウが担当。マシコ節全開の哀愁漂うミディアムナンバーになっています。『ささやき並木』も川江美奈子が作曲。初期を思わせる曲調に、『かざぐるま』を彷彿させる歌詞が印象的なピアノが美しい穏やかなバラードナンバー。母親への想いを綴った曲は初めてみたいです。どの曲がメインになってもおかしくない全3曲で、デビュー5周年を迎えた一青窈にとっての原点回帰的な1枚。
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