APOGEE『Just a Seeker's Song』

APOGEEの4thシングル。従来の散文的な歌詞から一転、内面の感情をヴィヴィッドに表現した詞が冴えわたっている。ソリッドなギターを軸としたサウンドは本作でも健在。
2006年にメジャーデビューを果たした独特の世界観を持つ4人組ロック・バンド、APOGEE(アポジー)。昨年11月にリリースした1stアルバム『Fantastic』以来、約半年ぶりのニューシングル。ファンタジックかつ壮大なスケール感を持った美しいロックチューン。シンセが響き渡る叙情的サウンドに、美しいメロディを切々と歌い上げる永野さんの透き通る切ない歌声が胸に迫ります。特に、サビでの爆発感がたまらん。今までのように、一気にAPOGEE独自の世界に誘ってくれるんだけど、パンチは弱い気がしました。久しぶりなので、期待し過ぎたかな。
カップリング『Waltz』は、天井から吊したマイクでレコーディングされた、不思議なサウンドが心地いいミディアムナンバー。実験的だが綺麗なメロディが印象的。最初は、アコギだけでデモ音源のようにノイズが入ったり、声が籠ってたりするんですが、だんだん浮遊感がいい感じのシンセが加わって、自然と音に聴き入ってしまいます。そして、3曲目『Let It Snow~SNOW IN APRIL MIX』はデビューシングル『夜間飛行』のカップリングだった曲のリミックス。私は『夜間飛行』でハマったんですが、デビュー曲候補だったこの曲も大好き。オリジナルもいいですが、ユラユラするシンセと歌声にどっぷり浸ってしまう華やかなアレンジのナンバーです。カップリングも手を抜かないですね。
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