Ars longa, vita brevis 「芸術は長く、人生は短し」
めずらしい用事がありまして、電車に乗ってトコトコ出かけていったわけですが、
思いのほか早く終わってしまい、時間があまってしまいました。
ふと、先日テレビで観たのを思い出し、行って来ました。
国立新美術館 「THE ハプスブルグ 展」 でございます!
場所は六本木、なのになぜだか「六本木一丁目」に降り立ちまして、
美術館のある七丁目まで、えんえん歩くハメになったという。
しかし、華やかな六本木、歩くのもまた楽し。
さて。国立新美術館、これ自体、あるのを知らなかったのですが、
2007年にオープンしたのですね。
とってもステキな建物で、まずそれにビックリでございます。
かの黒川紀章先生の設計だそうな。
お外もスゴイですが、中もスゴイ。
この右側の丸っこいのの上には、
「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」があるそうです。
ランチは1,800円であるようです。今度行きたいわ~。
さて、今回の展示ですが、ウィーン美術史美術館とブダペスト国立西洋美術館から
ハプスブルク家ゆかりの名品を持ってきてくれたそうです。
この、展示がですね、実にすばらしかったです!!
ハプスブルグ家の肖像画。豪華です。
「11歳の女帝マリア・テレジア」と
今回の目玉のひとつでもある、「オーストリア皇妃エリザベート」が圧巻です。
こんな貴重な絵をよく貸してくれたもんだ。
次なるイタリア絵画。
イタリアの絵は、ある意味「劇的」です。
色といい、表情といい、場面といい、あざやかでパッと見て、
何が描かれているのかが、すぐに分かる、と思います。
ティツィアーノやティントレットなど、ヴェネツィア派の絵もずらり。
特にビックリしたのは、かのラファエッロが自分の自画像として描いたといわれる
(と、ペルージャ外国人大学のアートのクラスで習いましたの)
「若い男の肖像」が、プラスチックケースに守られていながらも、
あまり主張せず、さっぱりと置かれていたことです。超貴重品でっせ。
あーイタリア絵画、だいすきだー。
お次は、ドイツ絵画。
知っている画家さんがいなくて、すみません。
硬いな~ドイツっぽいな~と勝手な印象をうけました。
お次。
なぜいきなり?って感じの、驚きの日本画の画帖が登場。
明治天皇がオーストリア・ハンガリー帝国と条約を結んだ際に贈ったものだそうで、
約140年ぶりの里帰りだそうでうす。
こちらも素晴らしい!
から衣 きつつなれにし つましあれば
はるばる来ぬる たびをしぞ思ふ
と、在原業平も詠んだ杜若、江戸紫に、富士の山。日本の美は、格別です。感動いたします。
お次はスペイン絵画。
こちらはエル・グレコらのほかに、またしても目玉のひとつである、
かのベラスケスの「白衣の王女マルガリータ・テレサ」と
「皇太子フェリペ・プロスペロ」がででーんと飾ってあります。
スペインの絵は、色も構図もイタリア絵画に雰囲気は似ていると思うのですが、
絵の上を、一度、砂ぼこりを含んだ乾いた風がぶわーっと吹いたような、
そんな印象がありました。乾いた感じ、かな・・・・。
最後はフランドル・オランダ絵画。
ヴァンダイクやルーベンスと、こちらも有名どころがあるのですけれども、
なんというか、北のほうだな~という印象でした。
全体的に、光が足らない、ちょっと暗い感じ。
そして、とっても細かい。風景画なんて、まるで写真のような細かさ。
そんなこんなで、好き勝手に感想をずらずら並べたててしまいました。
こんなろくに知識もないヤツにさんざん言われて、気の毒なんですけれども。
言いたかったことは、素晴らしい美術展だ、ということでして。
もしかしたら、一生お目にかかれないような美術品がいっぱいです。
とってもおすすめです!!
もう一回行こうと思っています!
さてさて、大満足のうちに、お外に出ましたら、すっかり暗くなっておりました。
目の前には六本木ヒルズ、左手にはミッドタウンがドーン。
とってもキレイでしたー。
都会だにゃー。
ギロッポン!





