2009年10月30日週の取引終了時刻である5時00分直前に、南アフリカランド・円の11.5円付近で推移していた相場が、一瞬にして(投資家からみた)売値のみ8.435円まで一気に急落する(買値は全く動いていない)事件が発生し、8.435円でロスカットが発動するなど多大な損失を被る投資家が続出した。また週明けの月曜日ではロスカットによる相場変動を発端として南アフリカランドの実レートが急落し世界的な影響を及ぼした。当初、東京金融取引所は、マーケットメイカーの提示したレートであることを根拠に正式な配信レートであると表明したが、この件で損失を出した投資家から集団訴訟される事態に至り、また数日後にマーケットメイカーのコメルツ銀行が異常レートを配信したことを認め、8.435円でロスカットが発動した投資家に対してポジションの取り直しをするなどの救済策を行った。またコメルツ銀行は取引所から処分を受けた[15]が、異常レートの配信を防止するサーキットブレーカー機能が無い取引所自身のシステムの脆弱性も露呈する結果となった。