気が狂いそうになりながら絵を一枚描き、まだ途中やというのに、まあ常このような感じなのだけれど、
気になると仕方がなくなってプリントアウトをしてみようかと思うのです。
スタートボタンを押し、どきどきと心臓を鳴らしながら我が子が出てくるのを待つのだけれど、
一向に出てくる気配はせず、されどウィンウィンと何やら頑張っている様子は伝わってくる。
辛抱強く待ってみる。
ピーという音と共に赤色の不穏なランプが点りはった。
なっ、まさか、と激しく狼狽しつつも、誰が見ているわけでもないのに態度には出さへんようにしつつ、
中にすっぽり食われている我が子をクイクイ引っ張るも、がっぽり食いつかれているようで出てきてくれない。
こいつサンシャインマンやん、コレ、呪いのローラーやん。
ジェロニモがやられて当時子供ながらに激しくびびったアレですやん。
警戒を怠らないまま指先に少し強めの力を加えてみると、あっけなく其れは千切れた。
あたしの絵・・・千切れよった。
ぶぅわっと、一瞬にして頭に血がのぼり、先程の見せ掛けな冷静さはごく簡単に消し飛び、
呪いのローラーの蓋をバカンッと開けてみるも、クシャクシャになった我が子を見てクラクラ眩暈がし
ふうふう云いながら何とか救い出そうにも、やはり訳がわからずまたすぐ閉める。
怒涛の怒りがひいた後にはポッカリ心に大きな穴が開いて、あたしはもう駄目なんじゃないかと思う。