深夜0時

真っ暗な部屋で携帯を眺めてみる



メールは嫌い

文字があたしの意識とは関係なく主張するし



音が足りない

ベッドに横になったままi-Podを繋いだオーディオの電源を入れる



いつから人ってば こんなにモノグサになったんや



ランプが点灯する

スピーカーから溢れる大音量のアリアの歌声に 心が震える

隣は最近おらへんみたいやし 下の部屋は空いてるし 

とっても有難い



真っ暗な中 手の中の光と 対角線上にある 小さな光

魂を揺さぶられる音に耳を傾けながら 時間の感覚を失いそうになった時

窓の外から 甲高いエキゾーストが聞こえた




ぱらりらぱらりら




タコ踊りが目に浮かぶ

いつから あの曲に決まったん

そもそも著作権とかあるんかな



アリアとエキゾーストのコラボは 意外にも 見事なまでに音楽やった




ざわざわする。

胃の上あたりがぎゅーぎゅーと渦になってトグロマク。


トグロマクって書いて、ふとドグラマグラ思い出したわ。

ああ、あの素敵な文字をまた読みたいなと、ニャンコの意識が飛びかけたその時、母であるヨリコに申し付けられた。



「ニャンコよ、とりあえず落ち着け。 そして深呼吸を五回したらすぐさまペタンコを返しにゆきなさい。」



そうだった、あたしは返しにゆかなければ。



ニャンコ、悲しい事、あったのね。

それは今、心臓から血がでてる。




友人と会う約束をしていたので、指定された店で待つ。


もう8年くらいの付き合いになる、いま思えば8年くらい前にあたしは重要な人たちと出会ってる気がするねんなあ。


今日はなんだか体がだるくて、暑いせいかしら、いあ、これはきっと湿気のせいだ、と思い当たり、会社の制服の中、よーするに肌、そう内腿やら背中やらに冷却シートをペタンペタンと貼ってみた。これがまた、貼る瞬間、キューって声が漏れそうなほど冷たく心地よくて、そのキューを味わいたいがために5枚連続で貼ったあとトイレで5分ほど寝てしまったよ、うん。


そう、それでね、冷却シートもさることながら、心を許せる友人というのはまさにそのキューであると思わやん?

気心がしれた女子は中学校、もしくは高校からの付き合いなのだからもうかなり長い。男子は、というと、中高が女子校だったこともありそれ以降に限定される。

あ、そうだ、イレギュラーケースとしてオーノ君を忘れてはならぬよ。

彼はストーカー級の愛をもって、あたしを小学校の時から愛してくれました、うん、なぜ、ありがとう。



あたしの周りにはいい男が多い、あ、いい男っていうのは外見だけではないの、優しく、心が気持ちよい男子。これはあたしのちょっとした、いや、大いなる自慢なのだよ。

男子は全ての女子に優しくせよ、ということではあらぬよ、愛する女子には、ということ。

あ、先にお断りしておきますが、ちょっとした男女平等主義な方は閉じちゃってくださいな。



あたしは、男子と女子の機能や器が同じには到底見えないので、アカギにちょっかい出したニセアカギ宜しく逆撫ですること間違いなしなのです、まあ、お好みで、あなたの好きにすればよろしい。


男子たるもの、愛する女子には優しく大きく、見え隠れする情熱と仄かな知性、そして微かなシャイネス。


女子はいいの、可愛ければ。だって女の子だも。
外見的にも内面的にも可愛い人であれるよー努力してればよろしい、愛する男子に常に笑顔を向ければよろしい、そして男子をきちんと男子として扱えばよろしい、女は愛嬌とは、よー云うたもん。


なにが云いたいか、ってーとね。


遠くからあたしを確認するといつものよーに軽く手を振って、ゆっくり席まで辿り着いたらあたしの顔から目を逸らさずに前に座って。

少し遅れてやってきたあたしの待ち人さん。

一緒に暮らしてた数年間、今は目の前の皿にお造りやらお肉やらたーくさんあって、それを一緒につついてお酒飲んで。

以前と何1つ変わらぬユーモアと笑顔でもって、あたしを楽しませてくれるあなたは、昔もずっとそうであって。

言葉をたーくさん交わして交わして過ごしていたのに、あの時、あたしを引き止められへんかったあなたは、伏目がちなあの顔、あたし忘れへん、あなた、何ていう言葉を飲み込んだん。 云われへんかったん。


あの時、あたしはなんであなたに云われへんかったん、なんで言葉を待つしかできへんかったん。


「ニャンコ、お箸、とまってるよ。」


そう云って、あたしをのぞきこむあなたの顔は、前とちっとも変わらへんでとっても綺麗だから、時が止まるなんて陳腐な妄想はないだろう、とジブンに舌打ちしながらもね、ホントまさにそれなんだよ。

インドアの鑑を自負していたあたしが、何を思ったのか先週からジムなんぞに通いだし、それも何やら妙に気に入ってしまい2日目突入、本日もせっせと精をだす。


ランニングマシーンをピッポとセットし(正確には、してもらい)、時速5kmくらいでトコトコ早歩きをすること20分。

途中、12分くらいで、あー 汗かきまくってますやん、なんて感じに精神的ダラけがやってくる。

いやいや、しかし、ココはトレーニングジムですやんか、バケツ1杯分の汗かいたらお姫様的なそんな王国ですやんなあ。 そんならと、走行時速をアップさせ気合を周りに見せつける。

向かいのスタジオではトレーニングウェアを着た女子たちが、腕をブンブン上にやったり腰をクネクネ、反対側ではロデオボーイを見事に乗りこなすおば様、ああもうそれは、見ているだけで少し笑えるやん、的なそんな愉快な時間でもあるのです。


終わり際、トレーナーっぽいしゃくれた男子につかまり、よくわからんレッスンを受ける。


しゃくれとか、いや身体的な特徴をあげつらう気はサラサラ毛頭ないのやけれども、その男子の何やら行動が可笑しくて、笑いに関してハードルが激しく低く更に歪んでいるあたしには、もうそれはテンデ手に負えるものではなく、レッスン中にケラケラと爆笑してしまう始末。

例の男子も一緒になって爆笑してくだすったので、これはこれでコミュニケーションであるから問題はないのだけれど、彼は一体何にそんなにウケていたのか、未だ謎のままである。


ところで変態を覚悟して云うけれども、ジムってちょっと性的な馨りが漂ってないかしらん。

厳密にはきっと汗の馨りなんやろうけど、色んな人様のが交じり合ってるねん。

そんなこんなで、どんなだ、なんというかジムとか全く関係ないのだけれど、セックス途中の「~~ごっこ」、はイイらしいよ。( 親友のオススメ )


いろんなルール作って試したりするのは楽しさ追求という意味でも重要なことやなー、なんてしみじみ、とろけるよーなセックスしてやるー、なんてこんなことでしみじみ、思ったりするのです。