次の日彼から、メールが・・・
「興味ないと思うけど昨日の写真送ります。」
「ビンゴ!!」
とは言えず「そんなことないですよ~写真ありがとう」
やはり昨日のアノ変な感覚は気のせいだ!
そう思い、またいつもの生活に戻った4日後
企画書が完成し、恵比寿のカフェで1人お茶。。。
「あ~納得いかない!!何が足りないかすらわからない」
完全ド壺にハマってしまったワタシは
「そうだ、あの時の彼に、こういう時はどうしてるか聞いてみよ!」
特に返事は期待せず
「企画が納得いかない」と一言送信。
普通なら
「頑張れ~」とか
「M子チャンならきっとやれるよ」なんて答えが返ってくるのであろうが
彼からは
「そういう時は、客観的視点から見てくれる人がいた方がイイから、今日お茶でもする?」
「具体的~」ちょっと笑ってしまった。
急なお誘いが苦手なワタシは、一瞬メールをスル―しそうになったのですが
なぜか直感が「GO!!!」
と言っているのです。
何何何!?
直感とワタシ自身の気持ちがMIXされ
「何時位になる? 眠いから帰るかも」
どっちやねん。自分で突っ込みを入れつつ
会う気があるのかないのかよくわからない返事をし
ひとまず待つ事に。
とりあえず立ち読みし、今自分に足りないものは何か
今必要なスキルは何か・・・
気がつくと何時間も経っていた。
足が痛い。
次第に、なぜワタシは彼を待っているのだろう。
思わず疑問を感じ
帰って勉強しよっと。
けど、このままプレゼンの日を迎えてしまうのは心細すぎる。
結果会う事になりスタバのテラスでボーっと彼を待っていた。
なんだかイレギュラーな展開に思わず
「なんかデートみたい」
「いやいや、違う違う」
何度もこの感情を行ったり来たりし
遂に彼が登場。
予定より20分以上待たされたあげくにこの日はとにかく寒くて、凍える寸前だった。
いつもなら「お疲れ~来てもらっちゃってゴメンネ~」
とか言うのであろうが
彼を見て第一声が「遅いよ~」
無意識で思わず言ってしまった。
けど、次の瞬間、2度目のドキーンと同時に
「カ~ン」いや「チ―ン」!?
いや「キ―ン」だったような
とになく、なんと鳴ったのです。
噂の鐘の音が。。。