校長室で、校長を待つこと、小一時間。

待っている間、夫と「ありえない学校だ。危機管理がなっていない。」と、嘆きました。

そもそも、夫にあれだけ、「協議しても変わらない。」と、言っていたのに、月曜、朝一で「やっぱり、「2」にします。」って、いつ協議したんだろ?って話です。土日は学校、やっていないわけですから。

協議なんて、してなくて、私が、いろいろ突っ込んだこと聞いて、答えられなくなってしまい、校長に確認したら、「評定を変えろ」と、言われただけでしょう。

 

 校長到着。

自己紹介をし、謝罪をされた。

「音声、録音してよろしいですか?」と、聞き、iPadを机上に出すと、校長の顔がこわばった。

夫は、まず、なぜ、息子が「1」なのか、聞いた。

私たちは、息子が「1」にならない、資料を、全て集めてきた、という事も伝え、それらを提示した。

いろいろ、前置きの長い、言い訳が続いたが、一言で言うと、教科担任の判断に任せたと、いう事だった。

謝罪が続き、(ていうか、謝罪しかない)教科担任の「1」に至る、理由を聞こうという事になり、教科担任を校長室に呼んだ。

 

教科担任、

手ぶらで入室

え?資料は?ないの?

びっくりした私は、思わず、聞いてしまった。

「資料とか、お持ちにならなくて、大丈夫ですか?」と。

そしたら、

「はい。」

と、答えた。

おい、おい、資料なしで、戦いに来たのかよ。

しかも、教科担任、若い。

あきらかに初任校だな。

 

教科担任から、「1」を付けた理由を聞くと、「適切でない評価をしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。」と謝罪のみ。

息子の障害については、知っていたとの事。

夫が、「ウィスクでIQ70って、どんな感じだと、とらえていますか?」

と、聞くと、「勉強不足で、分かりません。」と、答えていました。

そんな状況で、よく、「1」つけたなって思いました。

夫は、怒っていました。

口調も荒くなっていました。

私の方が、冷静でした。

私は、ちくり、ちくり、何月、何日の、何時間目に息子が「1」に値する、行動・態度をとったのか、聞きましたが、「把握できていません」と、答えられました。

また、観点別評価についても、細かく、聞いて、学校側から出している資料に、「テストの振り返り」と、あったため、これは、実施したのか、聞くと、実施していないという事実も、浮き彫りになりました。管理職はこれを知っていたか?と、確認すると、知らなかったとのことでした。

 

教頭は、金曜日の時点で、週案を集めていると言っていたけれど、校長は、週案は集めていないと言っていました。

 

週案も、集めていないし、個別の支援計画もできていないし、観点別評価の評価項目は不備があるし、学校側、もう、ボロボロでした。

 

校長は、

「教科担任にもっと丁寧な指導が必要でした。

それを怠った、私の責任です。」

と、言っていたけど、その通りです。

あんな、若造の評価は、もっと丁寧に見ないと。

校長としての仕事を怠った。

そして、教科担任。

学習指導要領が変わって、新学習指導要領も熟読していないような、浅はかさ。

そんな奴がのうのうと、教壇にたって、いいのかね。

図々しい。

もっと、教師なら、勉強しろよ。

大丈夫かよ、お前。

 

最後、学級担任(女性)は、泣いていました。

「息子君の幸せを本当に願っているので、お母様と、お父様を裏切るようなことをしてしまい、申し訳ありません。」と。

実は、私は、この担任を信頼して、手紙で自分の双極性障害について伝えていたのです。

その手紙には、「息子の障害を受け止め切れていない自分がいることも事実。」と書きました。

学級担任は、「お母さまから、あのようなお手紙をいただいたのに、私は、寄り添うことが出来ず、本当に、申し訳ありません。」と、何度も何度も、謝罪していました。

今回の学級担任の過失は、「1」がつくなら、あらかじめ、「このままでは、まずいから、教科担任に課題を用意するよう、催促する」ことを怠った、この1点のみです。

それを、担任は、必要以上に、責任を感じていたので、私は、「先生には感謝しかありません。息子は、先生のクラスで過ごすことが大好きなんです。私は、息子に『特別支援学級でなくて、いいの?』と、心無いことを聞くのですが、息子は、必ず、『今の、先生のクラスがいい』っていうんです。こういう障害を持った子は不登校になりがちですが、息子は、先生の学級経営のおかげで、毎日、楽しいと、学校に行くことが出来ています。」と、伝えました。

3年に進級しても、クラス替えはありません。今のクラスのまま、3年に進級します。

この担任の先生に、息子を任すしかないのです。

 

25日の金曜日、教頭に本当に失礼な態度をとられ、めちゃくちゃ、腹を立てました。

息子が「1」をとるはずがないのです。

今の、学校のシステムでは、息子の成績は「2」になるのです。

それを、勉強不足の教科担任が、いともたやすく「1」をつけてきた。

「1」は、簡単につけては、ならないのです。

随分と、なめられたもんだと、思いました。

息子の成績が「2」であることを証明するための資料作りなど、余計な仕事を増やしやがって。

教頭、校長、特に教科担任には不信感しかありません。

 

教頭と、教科担任は、筋金入りのバカ。

校長は、無責任すぎる。

 

4月からは、娘も、この学校に通うというのに。

 

まあ、学年会議で、この親、要注意、という引継ぎがなされるでしょう。

 

というわけで、学校には、勝ちましたが、不信感は払拭することは、できませんでした。