産後の母親は心身共に疲れがたまりやすいもの。この時期の心構えなど、体験に基づいた声を寄せていただきました。今回は主に家族や周囲の人へのアドバイスを紹介します。
家族全員が子育て隊
埼玉県三郷市 中山 よし子(主婦 48歳)
次女が今年5月に出産をしました。孫誕生は初めての体験でしたので、〝娘の体に最小の負担、最短の時間で、母子共に元気に出産できるように〟と具体的に祈りました。祈った通り、無事出産できました。
わが家に戻ってきて、子育てが始まりました。午前中は私が子どもを預かり、夜中の授乳で疲れている娘の体を休ませました。夫も早く帰れた日は、赤ちゃんをお風呂に入れるなど、姉である長女、弟である長男ともども子育てに参加。泣き止まない時は、「抱っこができるのも今だけ」と家族みんなで交互に抱っこ。全員が子育て隊となり頑張りました。
娘一人で訳がわからず、泣いている子どもを抱えていたら、本当につらいだろうと思ったものです。誰かの手を借りることで、出産後の母親の心は軽くなり、ホッとするのだと、実感しました。
実家での子育てを終え自宅に帰った孫も、はや6カ月。たくさんの人に抱っこされ、人のぬくもりを感じて育ったから、会うたび、たくさんの笑顔を私たちにくれます。子どものたくましさと成長の早さに、あらためて感動する日々です。
公共のサポートなど活用
横浜市磯子区 名久井 悦子 (主婦 40歳)
現在、7歳の長女と5歳の長男の子育て中です。長女出産の時には、親元から離れた地に住んでいたため、「一人でやってみせる」と決意。里帰り出産はせずに、夫と二人で出産・育児をするのだと張り切っていました。
しかし、産後の体は予想外に重く、つらく、動けません。結局、急遽実家の親にSOSを出すことになってしまいました。
これらの経験を経て思うのは、「一人で頑張り過ぎない」「休める時は休む」「頼れる親、身内、ご近所、公共機関のサポートなどを遠慮なく頼る」ということです。
そうやって〝自分は一人じゃない〟と心から思えた時、おっぱいの出も良くなりました。二人とも、完全母乳で育てることができ、元気な子に成長しました。
支えてくれる人がいることを実感でき、うれしさと感謝の気持ちがわいてきました。
そして自分もいつかは、ご近所の子の育児協力ができるようなりたいとさえ、思えるようになりました。
つづく・・・