1年の節目である年末年始は、新たな目標を立て、出発するチャンス。どのように子どものやる気を伸ばしながら、目標を立てればよいでしょうか。工夫例などを紹介します。
さわやかな勤行で出発
東京都江東区 古賀 悦子(主婦 40歳)
 私が中学生になったころ、わが家の年末の恒例行事が始まりました。
 大みそか、新年のカウントダウンが始まるころ家族そろって勤行をした後、一人一人、新年の目標を便せんに書くことです。勉強のことでも、信心のことでも、好きに書いていいのがルールです。
 翌年からは、去年書いた「目標」が、封筒に入れられて、母から手渡されました。年頭に立てたはずの目標でしたが、すっかり忘れていることもあれば、忘れず努力して達成したものもあります。
 この「年頭行事」は、私が成人し、家を出て自立するまで続けられました。
 この習慣で子どもながら、「目標を立てることの大切さ」が身に付いたように思います。同時に、しっかり目標を明確化することにより、1年間それに対し努力できるようになりました。
 何より、家族全員で御本尊様の前から出発する、すがすがしさを教えてもらいました。
 わが家はまだ娘が小さいので今の時点では実行は難しいのですが、家族そろって、目標を記す日を楽しみに、子育てに励んでいきたいと思います。
達成感が子どもの力に
東京都調布市 小松 増美(主婦 63歳)
 正月を迎えると、家族でその年の目標を立てて、家族新聞に掲載するのが、わが家の伝統です。
 子どもたちにとっては、4月が新しい学年への出発。正月は、その新しい学年が見えてくるころです。
 「新学年になったら、あれができるようになりたい」「このようになりたい」と夢を大きく膨らませていました。
 保育園に通っていたころの娘は、年少の時は年中さんがしていたことに、年中の時は年長さんがしていたことに、目標を立てていました。
 例えば「運動会で跳び箱が5段になるから跳べるようになりたい」「前転・後転ができるように頑張る」「遠足の時は年少さんの面倒が優しくちゃんと見られるようにしたい」などです。
 こんな小さなことでも、自分で目標を立てること、気持ちをはっきりともつことができ、日ごろからその目標に向かって自分なりに努力できるようになりました。
 目標ができたときの充実感、達成感、成功感が、その子の力になっていくのだと痛感します。

つづく・・・