信条をもってる人
東京都葛飾区 大久保 道子(主婦 39歳)
 わが家には、テレビゲームやポータブルゲームはありません。子どもたちが幼稚園・小学校に通い出すと、「なんでうちにはゲームがないの?」と尋ねるようになりました。その都度「○○ちゃんにとって、必要がないものだから、パパもママも買わないのよ」と答えています。
 「お友達が持っているから欲しい」ではなく、「お友達はお友達。わが家はわが家のルールでいく」をモットーにしています。幸い、小5・小3・年長と、年齢の近い3人姉弟のため、一緒になって遊ぶことができ、ゲームなしでも大丈夫です。
 図書館でたくさんの絵本や本を借りてきて読んだり、自分たちで将棋の駒を作って遊んだり、外で自転車遊びをしたり、工夫しています。先日は、人生ゲームを作製し、遊んでいました。友達が家に来ると、カードゲームをしたり、昔ながらのオセロをしたりして遊んでいます。友達の反応は「面白い!」です。
 「皆が持っているから、私も・・・」とならずに、自分の信条をもてる人に育ってほしいと願っています。
「パパのおかげだね」
長野県松本市 西牧 洋子(主婦 32歳)
 私の両親は、子どもの前で夫婦げんかをしないと約束していたそうです。私も子どもに夫婦げんかは見せまいと決めていたのですが、夫は仕事が忙しく、けんかする暇もありません。
 勤務時間が不規則な上、土日が休みというわけでもありません。「今度は、パパ、いつが休み?」と聞かれる始末です。そこで、なかなか子どもにも会えない父親には、子どもが今興味をもっていることや成長した点を話すように。子どもには、父親がどういう仕事で遅くなるのか、具体的に話しています。
 何かを決める際にも、「パパに聞いてからにしようね」と話し、「パパのおかげだね」と何かにつけ、話してきました。絵や文字が書けるようになってからは、パパに置手紙を子どもは朝一番にパパからの返事を見つけると、それはうれしそうに読んでいます。
 〝包み込んでくれる母性を、背後で無条件に可能にするのが父性〟と。今後、いざというときに、子どもに一番信頼され、力になってあげられる親でありたいと思っています。

おわり