家庭から出る生ごみを減らすため、燃やしている生ごみを分別して、花壇や菜園の堆肥として利用する、さまざまな生ごみリサイクルの取り組みが行われています。家庭用コンポスト容器を使った生ごみ堆肥の作り方を紹介します。
家庭から出る生ごみ
環境省の調査によると、日本では毎年約5000万トンのごみが排出されています。その内、家庭から排出された生活系生ごみの量は、年間約1000万トン。
こうした生ごみの内訳は、京都市の調査(2002年)によると、「調理くず」が約56%と最も多く、次いで「食べ残し」が約39%となっています。
「調理くず」を詳しく見ると、「果物の皮」約16%、「野菜のくず・芯」約15%「野菜の皮」約10%でした。一方、「食べ残し」では、手を付けずに捨てられていた食料品「手付かず厨芥(ちゅうかい)」が最も多く、約11%ありました。
生ごみのリサイクル率は推定で0.3%といわれているので、生ごみの大部分が焼却・埋め立て処理されているというのが現状でする
一人1日当たりの生ごみの排出量は、2003年で226グラムとされているので、1年に約82キロの生ごみを出していることになります。
家庭からでる生ごみを減量するためには、可燃ごみの約8割を占める調理くずや、食べ残しを出さないように、買い過ぎや、食べ残しをしない工夫が大切です。
また、生ごみはうまく処理すれば、花や庭木の栽培、家庭菜園などの土壌改良材としても有効活用できます。
庭がなくても大丈夫
家庭で生ごみを堆肥にして土に返せば、お金をあまりかけずに生ごみが減量できて、しかも、出来上がった堆肥で、花や野菜作りを楽しむことができます。
庭や畑がなくとも、ベランダなどでプランター、段ボール箱、トロ箱などの容器に土を入れて、生ごみを分解されることもできます。庭に多少のスペースがあれば、家庭用コンポスト容器が使えます。
また、微生物の働きを利用して、容器の中で生ごみを二酸化炭素と水に分解する生ごみ減量処理機や、温風によって生ごみを乾燥させて減量する電動生ごみ処理機、ミミズに生ごみを食べさせるミミズ・コンポストなどもあります。
それぞれの地域や家庭にあった方法を選択し、生ごみの堆肥化を始めてみてはどうでしょうか。
つづく・・・