【小泉今日子 書評集】中央公論新社
等身大の大人の女性を感じられる本。
私の想像する小泉今日子さんは、顔が小さくて手足がスラッと長くて…。
女優さんという言葉が、本当に相応しい方でした。
でも、この書評集を通して。大人の女性でありながら、子供らしい部分や古今の葛藤などをあっさりとさらけ出されていて、それがなんとも読んでいて心地良かったです。
大人の女性を、こんなに素直に等身大で感じることができたのは初めてだなぁ、と思いました。
1つの本に対して、思い出はもちろんご自身の人生とリンクされて描かれている文章には、スッと引き込まれてしまいました。どの本も読みたくなってしまいます。
1人で落ち着きたい夜に、コーヒーを相棒に読みたくなる本です。