コクリコ坂から
新連載号:1980年1月号~
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ちるるさんの名作です!
宮崎アニメにもなり誰もがよく知る作品となりました。
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コクリコ坂最終回号です。1980年8月号
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コクリコ坂から
読み通して見てメルの心情と言いますか心の動きが読み取れる作品であると思います。
決して恵まれた境遇ではないメルの生い立ちと今
高校生にしても下宿の炊事まで任されていたり・・大変な面々も極普通に楽しく描いてしまう。
それで違和感も無いのです!
普通なら文句も言いたくなる厄介な下宿の仕事の場面でも、おばあちゃんの文句のやり取りを楽しく
ごくごく平凡に和ませ的に見せているし・・なんて穏やかでできた子なんだろう!と関心されられてしまう。
うむ~こんな子居たら絶対男性は惹かれますよね~(*^^*)
女子から見ても、でしゃばることなく控えめで一番求める好感的存在です
その様なヒロイン像を緻密に作りあげ学園ライフと生活、恋愛を素晴らしく描いている作品だと感心しました。
後半、広瀬にはめられる話でもメルの真面目さが覗えますね。
最終場面では、もし私がメルの立場だったら?不意に考えてしまいました。
どうします! 心から愛し付き合った相手が兄弟だったら!?
風間さんと別れている間のメルの心情など絵からも大いに伝わっていました。

驚愕事実、それが違う話であって良かっねと、めでたしとなるわけなんですね・・・
 
私は、映画は見ていませんが、映画になるのもなるほどな~と感じた作品です。
と・・言いますか、宮崎駿さんこのような柔らかく主人公を描いた学園生活を中心とした恋愛作品を映画化したかったのでしょう。
 
この翌月号には、めちゃはじけいる学園生活の「ばくばくカバンと可愛ちゃん」が読みきりで掲載され
はじけて楽しい内容に驚き楽しませてもらいました。
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この先生は、少女の心理描写として、「本当はこうなんだけど、こう行動しちゃう」
誰も持っているコンプレックス・・むずかゆい心理の的を突いた作品が多く大好きな先生の1人でもあります。