ピアノの話ですが、現在の先生に見られるのは気まずいのでアメ限にしています。

(先生はこのブログを知らないと思いますが、夫のドラム教室のことは知っているので、ドラム教室を検索したらおそらくこのブログも見つかる笑)

 

 

 

昨日、ずっと気になっていたロシアピアニズムの体験レッスンに行ってきました!キラキラ

もともと「ロシアピアニズムに興味があって・・・」とお伝えしていたので、主に従来奏法との音の違いや弾き方の違いを教えていただきました。

 

 

 

先生に許可をいただいた上で録画もしましたが、覚えている範囲で記録しておきます。1時間で結構早いスピードで色んな情報が出てきたので、正直体験レッスン中、頭がフリーズしましたアセアセ

 

 

大前提として

・打鍵後の弾き方、響きに着目した奏法

※子音をコントロールするイメージ。「か」であればkaの「a」をコントロール。

 

ロシアピアニズムのメリット

・豊かな音の響き、様々な音色が得られる

・体に負担がなく、歳をとっても引き続けられる

※わたし的にはここ重要!

 

音の違い

・単音や和音でロシアピアニズムだと響きがこうなります、というのを弾いていただきました。正直、よ〜〜〜く聴けばなんとな〜〜〜〜く分かるけど・・・という感じ。(耳が良い方はもっと違いが分かるのでしょう)

 

・しかし、曲(別れの曲の前半部分)で従来奏法とロシアピアニズムで2回弾いていただいたら全然違いましたびっくり

ロシアピアニズムの方ではあえて曲の中で色んな音色を取り入れてくださったとのことで、前に飛ぶ音、内向的な音など、違いがはっきり分かりました。

 

・そして、空気感?普通の住宅の1室なのですが、ロシアピアニズムだとホールで弾いているかのような響きが出てきたのが驚きでした。

 

手の形の違い

・従来奏法では鍵盤に対して真っ直ぐに指が向くように、と言われますが、ロシアピアニズムでは弾きたい音による。逆ハの字が多い。指の腹ではなく、指の側面で弾くことが多い。旋回奏法、と言ったかな、手が鍵盤の上を回転しながら様々な指の面を使用する。

 

スラーの弾き方の違い

・従来奏法では、スラーがかかっている場合はペダル無しでもスラーで弾けるような指使い

・ロシアピアニズムではペダルを使えばスラーがかかるので、指は出したい音に応じて使い分ければ良い

 

打鍵

グランドピアノだとゆっくり鍵盤を押した時に、カクっと感じるところがありますが、そのあたりで鍵盤を押した状態が一番ピアノの倍音が鳴る。

そのため、打鍵後は長い音であっても「カクっ」のポジションに戻る。

高度すぎませんか!?びっくりできる気がしない笑い泣き

 

ペダル

ペダルも若干カクっとなる部分があり、その位置までの深さで踏むことが多い。

 

椅子の高さ

詳しく説明いただく時間が足りませんでしたが、一番高い位置になっていました。

体の重みを使うため、椅子は高い方がおすすめとのこと。

 

従来奏法との教室との両立

今のところ現在の教室を辞めることは考えていないが、単発でロシアピアニズムのレッスンを受けることは可能か?

→ 二人の先生の言うことが真逆になることがあり、混乱する可能性はあるが、自分で「ここはこっちを使おう」など整理できれば問題ない。

 従来の奏法に加えて、ロシアピアニズムも部分的に取り入れることにより表現の幅が広がる。

 

別れの曲のこの部分、すごく疲れるのです。

解決策があるか伺いました。

 

 

 

 

 

回答

1の指に集中。指の付け根からはたくように打鍵。5の音は「ついてくればラッキー」くらいのイメージで。

 

私は5の方に集中していたので、指が突っ張る状態になっているとのことです。

 

 

それから、この曲ではスラーがかかっている部分ごとの練習ではなく、スラーが切れている所が音が飛び、弾きにくいので、その2音だけ切り取って反復練習をすると良い。

 

あと、先生宅のピアノ、ヤマハのC3で現在の教室のピアノと同じでしたが、ロシアピアニズム先生のピアノはかなり弾きにくく、音も硬くなってしまいました。

 

 

思わぬところで強い音が出てしまったり。

でもロシアピアニズム先生が弾くとまろやかな音が出て・・・

で、これはロシアピアニズムに理解のある調律師さんに、あえて弾きにくいような整音をしてもらっているそうなんです。(良くも悪くも音色の差が出る)

 

 

 

他にも色々教えていただきましたが、ちょっと頭がパンクですねアセアセ

普通に上手に弾けない私にはレベルの高すぎるお話で、私がやる意味があるのかという疑問。でも興味深い世界でした。

 

 

 

今後単発で習うか、検討中です。