『アルケリンガの魔海』読了しました。 | リンクスのTRPGブログ

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おもに大好きなTRPGのお話を中心にデジタルゲーム作ったり、アナログゲーム作ったりする話を書いていきたいです。他には家の猫の話とか歴史とか自衛隊のお話などを少々。

最近放置気味でした当ブログですが、ようやく気分も少し上向き、春めいてまいりましたので

徐々にまた頑張っていこうかなという気になっております。

いや、なんだかちょっと落ち込むことが多くて、お仕事以外でパソコン触るのがちょっと嫌になったりして

ゲームとかやる心の余裕がなくなっちゃってたのです。


でももう大丈夫、春だからね。


といいつつ、今回はゲーム関係なく読後感など。



『ゴーストハンター3アルケリンガの魔海』読了しました。

約20年ぶりの完全新作ということでだいぶ期待が高まっていたせいか……ちょっと「?」って感じでした。

残念ながら、私の琴線に触れるところは少なかったかな~という。


一番残念に思ったところは、あまり当時の時代背景的なことに触れられていなかったところですかね。

『ラプラスの魔』では、モーガンというキャラを通じて当時の働く女性、かっこいい女性、でも古いしきたりや様式を重んじる人からは眉を顰められる。みたいな描写がかなり好きで。

『パラケルススの魔剣』では、ナチスドイツ時代のヨーロッパの描写が好きで。第1次大戦と第2次大戦のはざまの感じ。飛行機や飛行船みたいな新しいものをみんなが使いこなしていこうとする感じがすごい好きで。


『アルケリンガ』は多分、オーストラリアのアボリジニをとりあげることでそういう時代観を出そうとしたのかもしれないんですけど、だいぶボリュームが少なかったですねえ。


ラスボスの唐突感、マシンの使われ方、エンディング。どれを取ってももう少しページを割いても良かったのではないかなあ、と。



他の2冊に比べるとページ数はだいぶ少ないですが、読むのには一番時間がかかりました。




しかし、ああ。ゴーストハンターやりたいな。

またシナリオ作ろうかなあ。


ま、私が造るのは大江戸ゴーストハンターなのですけどね。