○○がないとがんになりやすい!?
がん患者はみんな「お腹の筋肉が」がぺらぺらだった・・・筋肉ががんを防ぐ
がん患者の多くは腹筋が薄かった。
がん予防には「筋肉量」が重要
現在、日本人の2人に1人ががんになる現状で日本人の死因の第1位はがんです。
がんによる死亡数は増加の一途をたどり、30年間で2倍に増加し、年間33万人以上ががんで亡くなっています。
部位別の罹患数では、男性では前立腺がん、女性で乳がんが1位、男女ともに増加しているのは大腸がん。
この3つのがんはもともと日本人がなりやすいがんではなく、主に欧米人で多くみとめられているがんです。
そしてここ20年の研究結果により、がんは生活習慣の改善により予防できるということがわかってきました。
食事、運動、睡眠、ストレス回避といった生活習慣のなかでも「筋肉量」ががんを防ぐ免疫力アップのために重要だということがわかってきました。
免疫細胞が機能していればがん細胞は破壊される
体の中には毎日5000~1万個のがん細胞が出現しています。
しかしそれらの細胞が増殖することはありません。
未熟な細胞であるために自ら増殖がストップして細胞死する、または免疫細胞に処理されるためです。
検診で発見するためには少なくとも1㎝程度の大きさになることが必要です。
その大きさになるためには、10年から20年の年月を要します。
免疫細胞がその能力を適切に発揮していれば、その細胞はことごとく壊され、がん細胞は増殖することはできません。
がん細胞が免疫細胞の網の目をかいくぐって増殖したということは、10年から20年免疫機能が低下している状態はつづいていたということになります。
筋トレをすることで得られる効果は全身の慢性炎症の改善です。
筋肉は動かせば動かすほど筋肉からミオカインと呼ばれるサイトカインを放出します。
このミオカインには炎症を抑える物質が含まれており、筋トレを繰りかえすことで全身の炎症が改善していきます。
PRESEDENT ONLINEより