ブログご訪問ありがとうございます😊😊
みなさまこんにちは☺️
何をどう血迷ったのか
離婚調停中にほぼ新婚さん達しかいない
THEハネムーン定番の島
ハワイに一人旅をしにきた
わたくし
ありとあらゆる公共の場で見かける
未来に不安など1ミリも感じさせないような
幸せな笑顔を浮かべている
カップルたちに囲まれたり
かと思いきや
ホテル内のありとあらゆるお部屋からは
「そんな激しく動いたら
身体痛めちゃうんじゃ…？？」
と
聞かされているこっちが
彼らの身体の未来を
心配してしまいそうになるくらい
両隣部屋で大運動会中のカップルたちの
凄まじい雄叫びを聞かされたり
外に出かけても
地獄
内に篭っていても
地獄
そんな状態に我慢し切れず
夜の海岸へ
ビーチサイドに心地よく吹く風に当たりながら
夜空を見てみると
そこには燦々と輝く
お星様たちが
あまりにも美しかったので
そのまま仰向けになって寝てみると
さっきまでくっきり見えていたお星様たちが
ぼやけて見えてくる
次の瞬間
ボロボロっと両目の目尻から両耳に流れる
大粒の涙たち
（なんでこんなことになったんだろう…？）
（なんでわたしは
今ここに一人でいるんだろう…？）
なんで
なんで
なんで
頭の中で溢れ出してくる
「なんで」の響き
なんで彼にあんな事言ったんだろう
なんであの時優しくできなかったんだろう
なんで
なんで
なんで
禅問答のように
問いで問いに答えようとしても
そこに答えは出ないこともわかっているのに
「なんで」という言葉で自分を責めながら
止めようとしても止まらない
涙と胸の痛み
なんで
なんで
なんで
どのくらい時間が経ったのでしょうか
泣きすぎて目も腫れ上がり
もはや上手く目が開かなくなり
溢れ出る嗚咽を
頑張って堪え殺していたため
過呼吸気味になっていて
呼吸を少し落ち着けようと
目を閉じながらゆっくり深呼吸をしても
頭の中によぎる言葉は
なんで
なんで
なんで
………
なんだ？？
と
なんか
ものすごい怪しい
匂いがする
と
先程まで過呼吸気味で
気づけなかったのかもしれませんが
明らかに香ってくる
○○ファナの香り
日本では絶対あり得ない話ですが
アメリカやヨーロッパでは道を歩けば
普通に香ってくる
各国で合法にするか
違法にしたままにするか意見が分かれている
人類と長い歴史がある
リラクセーション効果があるとされる
魔法の草
わたしはタバコとかシガーとかの香りが
レバーと同じくらい
大っ嫌いなので
＃比較対象のクセ強め
こういう香りがすると
かつて平安時代の貴族が
陰陽道に基づいて
目的地の方角が悪いと
「この方角は悪いから
今夜は方違えするか…」
と
わざわざ遠回りしたりしていたのと
同じく
こういう香りが漂っている所に
間違って行ってしまったら
どんなに距離や時間が掛かろうと
一目散にその場から立ち去るのですが
＃わたし前世は貴族だった説
ハワイ州がこの草を
合法にしているのかどうかはわかりませんが
反射神経的に
「この場を立ち去らねば！！」
と思い
勢いよく立ち上がると
先程までの過呼吸状態のせいか
立ちくらみがし
その場で倒れてしまう
わたし（やっば…）
と
とりあえず一旦落ち着こうと目を瞑り
痛む頭を両手で覆いながら呼吸を整えていると
はっきりと聞こえてくる
陽気な若者たちの
笑い声
痛む頭を和らげながら
そっと辺りの様子を探ってみると
この時わたしは
ビーチの波内側にいたのですが
建物側に近いところに倒れている
ヤシの木をベンチにしながら
現地の人たちでしょうか？？
5～6人の若者たちが談笑しながら
なんとも楽しそうに
草してる
＃日本とアメリカで少し異なる
「草してる」の意味
次の瞬間に若者の一人が
こちらの様子に気付き
仲間にこそこそと
若者「Is she…
crying??」
（彼女もしかして…
泣いてる？？）
と耳打ちした
次の瞬間
若者たち「わ～っっはっは‼️‼️‼️‼️‼️」
と
怒涛の大爆笑
まあ
なんとなく
わからないでもないですけどね？？
だって
最高に美しい星空の元
最高に楽しい年齢な時に
最高な感じで
ハイな状態になっている
彼らにとって
海辺で一人悲痛の顔を浮かべながら
大粒の涙を流しているわたしは
きっと必死に卵を産み落としている
ウミガメのお母さんの顔を
見ている気持ちになっていたのでしょう
＃ウミガメの出産を見て笑うのが令和世代？？
人がひとり悲しく
悲しんでいる姿を
草しながら
草すとは
さすがに頭に来たので
脱いでいた靴を
ぶん投げつけてやろうかとも思いましたが
若気の至りというものは
誰しもが通る道
何も言わずそさくさとビーチを去り
部屋へ戻るも
両隣のお部屋で行われている
大運動会真っ最中の声
ストレスマックス状態になりながら
Airpodsを両耳に差し
枕に顔を埋め心を落ち着かせようとした
今思うと
この時だったんです
わたしの頭の中の何かが
音を立てて
ブチっっ‼️‼️
と
ブチギレたのは
続く…