タイトルの通りです(笑)。

こんな時間になってしまって眠いので概略だけになりますが。。


まず上野の「誕生!中国文明」展に行ってきました!

中国文明といっても、紀元前からなので歴史は長いです。

三国時代なんてそのスパンで見たらほんの一瞬にすぎないので、ピンポイントでこれ三国時代のものだ!!というものは少なかったです。

でも、当時の人から見ても古典の時代にあたる、漢以前の展示品には特に目を奪われました。

彼らは確かに過去の時代の文明を経て、その延長線上で新しい文化を生み出していますし、書物で見聞きして強い興味を持っていた人物も少なくないです。

曹丕も、古代の宝玉への執着はなかなかだったようで。

鐘繇に送った書がそれを示してますね。

曹植に頼んで鐘繇から古い宝玉を賜ったお礼の文なのですが、「魏文帝與鍾大理書」というものがあります。

あ、鐘繇という人は書道のイメージが強いですが、かなりのコレクター精神の持ち主だったようで。

これ長いので、全文はまたの機会にとしまして。

概要だけ言うとまぁ、どれだけ今まで宝玉が欲しかったかというアピールと、初めて見た感想を「燦然と輝く光が私の目に満ち~」とかお美しい言葉で長々と書いている、と(笑)


捧匣跪發、五内震駭。


とまで言ってるんです。

あの不遜な曹子桓様が、「(開けようとして)箱の前に跪くと、全身が震えた」そうです。

そのぐらいの賞賛に値したであろうものが今、目の前にあるんだと思ったら・・・やっぱりこちらもドキドキしちゃいますよね。

「魏文帝與鍾大理書」があまりに熱狂的すぎるのを知っているので、曹丕に見せてあげたかった!!とすら思いましたよ(笑)

数ある展示品の中で特に気になったのが、「関中侯印」の金印です。

こちらは後漢時代・3世紀のものだそうです。

3世紀ということは201年~300年ですよね。

「関中侯」という役職を作ったのは曹操。

つまり、これらの情報から考えるとすると、曹操が実権を握るようになってから西暦300年までの間に作られたって事ですよね。

まぁそもそも、3世紀という推定がどこからなされたのか、という点からして曖昧ではありますが。

中国4000年の歴史の中じゃ言ってしまえば100年なんて誤差程度ですからね。

そう考えると人の一生ってちっぽけ。

なのに数千年の時を越えても語り継がれる人物や文化や文学ってすごいね、神仙の域だね。

っと、脱線しかけましたが、誤差はひとまず考えないとすれば、三国時代ピンポイントの物の可能性があるわけですよ、これは!

金製な時点で、曹丕の私物とかではないですけどね(笑)。

ちなみに印は、皇帝・皇后のは玉製だそうです。

金製は、総理大臣クラスの人物か、異国の王・・・などが考えられます。


ところでお土産物屋に売ってた、内側から絵を描いたガラス瓶がちょっと欲しかったです。

三国志の人物が描かれてたものも沢山あったんです!

私は曹操のものが欲しいですね、やっぱり☆

でもお値段が・・・9800円・・・お高いですorz

この曹操、背面には梅の花の絵が施されていました。

梅林のエピソードと掛けたのかな?

そして全て手作りの一点ものだそうで。

うーん・・・欲しい(爆)

今からちょっと仮眠したら、上野の中国文明展に行ってきまーす!
後漢のものはあるみたいだけど、果たして三国時代のものはあるのか。
どっちにしろ、三国志好きな友人と行くので楽しみです☆

そして、見学が終わったらやついいちろうさんの「三国志くん。」サイン会!
ホントね、この本面白いんだよ!
文明展一緒に行く友人に紹介されて知ったんですが。
三国志ファンが増えそう。
サイン会の順番は、最後から2番目になるのかな?整理券ギリギリだったので(笑)
感想のお手紙なんかも書いちゃいました。ミーハー(笑)
こんな研究職志望の端くれ…です(爆)

更には金曜ロードショーで「耳をすませば」見ながら、「私の初恋で片思いは1800年前の時空の彼方だよ…」と呟くDAMEっぷり。
でもジブリは普通に好きなのです。
音楽がいいよね。
5日6日のNHKのテレビの話です☆

劉備の方は、もともと英会話の番組だったらしく、歴史上の偉人の言葉を取り上げるというものでした。
どうせなら英語より中国語で聞きたかった、臨場感的な意味で(笑)
でも導入部分に簡単に三国志のイメージ映像と肖像画、劉備の説明が放送されました。
取り上げられた言葉は、「大きなことを成し遂げるには、人が基本となる」というものでした。
さすが曹操に「英雄は二人いる、君と余だ」と言わしめただけある人です。
これはもっともだと思う。
いくら能力があっても、人脈がなければ踏み出すチャンスが得られない。
私も最近になってかなり同じ事を実感しています。
能力を伸ばす努力をするのは自分、でもチャンスをくれるのは人です。
チャンスが巡ってくるラッキーにはいわゆる人徳、人望、それも含まれるから「運も実力のうち」と言われるんだと思います。
それは劉備にとっては民、曹操にとっては配下武将。
じゃあ自分にとっては誰か、を見極める事も大事ですね。
とにかく人脈は広げられるだけ広げたいものです。

曹操の漢詩紀行は、時間が時間なんでかなり寝ぼけ眼で見ていたのですが、「歩出夏門行」の最後のフレーズでしたね。
引用されていたと思われる部分の原文を掲載します。

神龜雖壽。猶有竟時。
騰蛇乘霧。終為土灰。
驥老伏櫪。志在千里。
烈士暮年。壯心不已。
盈縮之期。不但在天。
養怡之福。可得永年。
幸甚至哉。歌以詠志。

番組では静かに、荘厳に語るように音読されていましたが、「歩出夏門行」はもともと軽快な合いの手を挟みながら歌われたものだそうです。
現代のイメージだと、宴会でおっちゃん達が「エイヤーサッサ♪」とか言ってるようなノリです(笑)
そんな感じの詩ですが、言っている事はまさに曹操。
番組のように荘厳なイメージの方がしっくり来ます。
何者にも天命はある、しかし命は大事にすれば長持ちする。
それを幸せとして大いに歌おう、というわけです。
三国志大戦の求心SR曹操の台詞で、「我が志は千里にあり!」というのを聞いた時に私はこの詩を思い出しました。

驥老伏櫪。志在千里。(駿馬老いて伏せれども。志は千里にあり。)

曹操は晩年、乱世をすごい勢いで駆け抜けた自分をこの駿馬に例えたのではないでしょうか。
一生涯、野心は捨てないと、曹操の強い気持ちが表れています。
このフレーズが、半分眠っている脳に曹操から語りかけられたようで妙に心地よかったです。

天下の英雄、劉玄徳と曹孟徳の理は、永遠に色褪せないでしょうね。
みんなもすなるTwitterといふものを、
わたしもしてみむとてするなり

はい、Twitterはじめました!

仕事でPCいじってはいるけども、プライベートでは完全にアナログ人間なので、使い方からぐぐってきました。
やっとリツイートのやり方が分かりました。

くだらない事しか呟かないと思いますが、単なる数増やしではなく三国志が好きで私のブログに来て下さってる方ならフォロー熱烈歓迎!です!☆
私からも、気になる方をどんどんフォローしちゃってます。
こっそり応援してる方からフォロー返しが来たー!嬉しい☆

rina_3594

が私のIDですっ。
一度でもブログでやりとりした事のある方はお気軽にどうぞ~。
※どう見ても好きな物に接点がなく、数増やしと思われる方は申し訳ないですがご遠慮ください。
そういった方はブロックする場合もあります。。


さて、明日にでも、劉備と曹操のテレビ感想をupしようっと。
今日と明日、地上波で三国志に関する番組が放送されますよ~!

今日ブログ連投すみません(苦笑)

1つめは、

本日7/5、夜23:10から☆
NHK教育テレビにて、20分間の劉備の特集をやります。

2つめは、

明日7/6、朝5:00から☆
これもNHKで、5分だけだけど何と曹操の漢詩の特集!

これは5分のために、一瞬頑張って起きなきゃです~。。
本来なら仕事が特殊な業種ゆえ時間が遅いので、10時起きでいいんですけどね(苦笑)
代わりに夜も遅いので、突発的な早起きはめちゃくちゃ辛かったりします。
でも三曹文学ブログやってるからには見逃せないよ!!あせる

今日の劉備はほどよくご飯とお風呂が済むくらいの時間なので、ゆっくり見れそうです♪

いつか、著名な研究者になれたらこういう特集番組のナビゲーションとかやりたいなぁ(笑)
三曹の漢詩紀行!なんて(笑)
七夕、七夕と言いましたがこの時代に今の中国の風習(婦人が機織りの上達を願う云々)があったのかというと定かではありませんのでご留意を。
牽牛・織女という認識はあったようですが。
まさかとは思いますが、その七夕の風習を先駆けたのがこの詩および曹丕だったりして(笑)

九月九日の節句(日本の雛祭りの元になったものらしいです)は曹丕が制定したものですしね。
今でもまだ続いてるらしいです。
この節句に関する手紙文が残っているのですが、今は職場からでアップできないのでそれはまたの機会に。

本当に、曹丕は短い生涯の中で後世に影響を与えるものを多く残したなーと思います。
乱世にあっても戦争のみならず、政治、文化、文学を重視した結果でしょうか。
これで戦がもうちょい上手ければ言う事ないんですけどね(苦笑)
疑い深いくせに偽の城壁に騙されたり…。
しかし、ひなまつり作りました☆って可愛い(爆)
先日の「燕歌行」解釈の七夕ネタについて。
タイムリーにこんなコラムが出ました。

http://news.mobile.yahoo.co.jp/news/view/20100705-00000009-tkwalk-ent.html

七夕のルーツが中国なのは言わずもがなですが、やっぱり牽牛と織女を引き合いに出すのは七夕シーズンに詠まれたとした方が適切そうです。
「燕歌行」は夫の帰りを待つ婦人を詠ったものですからね。
曹丕様はちゃんと、牽牛と織女が夫婦だという事を知っていたのでしょう(笑)
しかし、この記事の間違えた解釈の中に「兄弟」というのがありますが、実は兄弟に見立てて自分と曹植の関係を詠んだ…なんてオチがあったら泣けますね。
ないと思いますけど(笑)
ところで、河(天の川)にもモデルがあるんでしょうか。
遠征だから、対呉と仮定して長江かな?
だとすると、暗に呉討伐への意志もちらっと窺えますね。
敵国=呉、みたいな。
曹丕というとどうしても呉と戦ってたイメージで、対蜀の印象は薄いんですよね。

今度、亀戸にある中華料理店「三国志」に行ってきますー♪


http://www.china3594.com/index.html


遠方の三国志好きの友人が都内に遊びに来るので。

三国志街道の集いをやってるトコです。

近所なので徒歩で行きます(笑)

お目当ては勿論・・・


http://www.china3594.com/freepage_6_1.html


コレっ!!ラブラブ


三國志演義の紹興酒

  お好きな 武将(国)で飲み比べ合戦


だそうです。

曹操、孫権、玄徳、孔明だって!

紹興酒好き、三国志大好きにはたまらないですよ~。

集いの時に頼めるメニューには入ってないから、個人的に行かなきゃって思ってたんだ。

まぁ、集い自体もなかなか予定が合わずまだ一回しか参加できてないんですケド。。

その一回は単騎突撃した挙げ句、終了後に先生つかまえてしゃしゃりまくってしまったわけですが(苦笑)

だって専門家の方と話すと楽しいんだもん!

色んな観点が見えて、頭の中のどこかがぱっと開花するような感じ☆


お酒の話に戻すと、孔明のボトルが何かすごいですー。



経国之大業―三国志・乱世の詩人に恋して


ボトルごと欲しい・・・!

今年の孔明1776回忌もといわたしの23回目の誕生日はコレねだろうかなぁ(笑)


ランチだと840円のメイン料理頼むと一品料理とデザート食べ放題&ソフトドリンク飲み放題が付くので、こっちは例の三国乙女なメンツで予定を組もうかと!

三国志フェスの首脳会議(!!)にもお呼ばれしてるし、今月の休日は三国志尽くしになりそうです♪

フェスに関する意見まとめておかねば。

そして衣装やら小物やらを作り始めないとやーばーい(笑)

衣装の装飾もういいかなぁという気になってきたダメな子・・・。

宝玉の作り方がわからず迷走中です。。

七月ですね。

ということで、一週間ほどフライングですが、私の大好きなこの詩を紹介してみたいと思いますっ。

離れ離れの男女を織姫と彦星に喩えた、オトメン皇子の遠恋歌です(笑)

燕歌行/曹子桓


秋風蕭瑟天気涼
草木搖落露為霜
羣燕辭帰雁南翔
念君客遊思断腸
慊慊思帰戀故郷
君何淹留寄它方
賤妾煢煢守空房
憂来思君不敢忘
不覚涙下霑衣裳
援琴鳴絃發清商
短歌微吟不能長
明月皎皎照我牀
星漢西流夜未央
牽牛織女遥相望
爾獨何辜限河梁

----------------


秋風 蕭瑟として天気涼し
草木 搖落して 露 霜となる 
羣燕 辭し帰りて 雁 南に翔る
君が 客遊を念いて 思い腸を断つ
慊慊として帰るを思い故郷を戀わん
君何ぞ淹留して它方に寄る
妾 煢々として空房を守り
憂い来りて君を思い 敢えて忘れず
覚えずも涙下りて衣裳を霑す
琴を援き絃を鳴らして清商を發づ
短歌 微吟 長くするを能わず
明月 皎皎として我が牀を照らす
星漢 西に流れ夜未だ央きず
牽牛 織女 遥かに相望む
爾 独り何の辜ありて河梁に限らる


個人的にこの詩も大好きです。

これを読んで誰が曹丕は冷酷だとか陰険だとか言えるでしょうか。

ちなみに最古の七言詩と言われています。

試験的に作ったものらしく、毎回押韻している点などで今の七言詩とはちょっと形態が違います。

確かに、音読してみると後世の七言詩のように、一句おきに韻を踏んだ方が流麗なリズムを感じられます。

これだと、詩というよりまとまった自由作文に近く見えてしまうかも。

でも、そもそもの新しい枠組みを作った辺りさすがは曹丕、文学の先駆者ですね。

さてさてこの詩が詠まれた季節ですが、冒頭でも書いた通り


牽牛 織女 遥かに相望む

と、織姫彦星天の川を詠んでいるので七夕、夏と取りたいところなのですが、


秋風 蕭瑟として天気涼し
草木 搖落して 露 霜となる

という所を読むと明らかに秋。

実際のところどっちなんでしょうね。

実際、天の川自体は夏でも冬でもいつでも見えます。

一番綺麗に見えるのが夏というだけで。

問題なのは秋と書かれているからって必ずしも私たちが現代で知っている季節の秋なのか、というコトです。

昔の日本では、1~3月が春、4~6月が夏、7~9月が秋、10~12月が冬と、単純な三ヶ月刻みで季節の名を付けていました。

和歌における季語もこの通りですし、今でもお正月に「迎春」というのはこの名残です。

しかし現代の感覚だと春迎えてないよ!寒いよ!と毎年思うわけで(笑)

更には魏は三国の中で最も北方ですし、もちろん日本から見ても北なので夜は風が吹けば涼しく感じる程度というのも頷けます。

海っぺりでもないので、湿度もさほどなさそうです。

クライマックスの天の川も、最も綺麗に見えると仮定して読みたいので、以上の理由から七夕頃と推測したいですね。

内容の方は、女性視点で遠く離れた夫を想う心を描いています。

曹操や曹植が外に向けて感情をぶっ放した詩を書くとすれば、曹丕は内に向けて読み手の心情と一体化させるような技巧を使う。


覚えずも涙下りて衣裳を霑す

の所とか、女性の涙のひとしずくまで目に浮かぶようです。

何となく、"もの"悲しいんです。

試験的な仮の七言詩なので、詩の構成はまだまだです。

そこじゃなくて、読み手の心を掴む技巧。

それは言葉選びにあり、読み手の感性にある。

美人の正室に数多くの側室を持ち、有能な部下を持ち、皇帝として君臨した彼が、何で一介の庶民女性の心情をここまでリアルに詠むことができるんでしょうか。

もしかしたら、記述には残されていない、生涯想い続けて叶わなかった女性がいたのかも知れない。

(蒼天航路の水晶みたいな?)

そうじゃないとすれば、本当に生まれ持った感性としか言えないです。

女心がわからない女からすると(苦笑)、どこからこんなに切ない気持ちが湧き出てくるのやら・・・。


旅行の時に友達が持って来てまして、なかなかツボに入ったので今日買ってきちゃいました!


経国之大業―三国志・乱世の詩人に恋して-100629_2238~01.jpg


芸人さんが書いてらっしゃるので笑えます!


・「有り得なくない?」を三国志風に言い換えると「矢、集められなくね?」

・「イケメン」を三国志風に言い換えると「周瑜メン」


・合コンに行くならこの武将!

などなど、言い得て妙な三国志お笑いネタがいっぱい載ってます。

でも説明するところはちゃんと説明してあって、堅苦しい表現を使わずに口語で書いてあるので、三国志初心者や活字本に抵抗がある人でもすんなり読めちゃうかも。
こういうアプローチの仕方があるのか!と参考になりました。

敷居は低くしておいた方がいいですよね。

私の文学解説ももうちょっとフランクにいこうかなぁ(笑)


やついさんのサイン会もあると聞いていたので、対象店舗の秋葉原有隣堂で買いましたよ!
家からまあまあ近いですし♪
整理番号が100人中の99番とギリギリでした…あっぶな!

サイン会行く前には上野の東京国立博物館でやる中国文明展 にお誘いを受けたので行ってきます。

三国時代のものがどれくらいあるかは分からないけど、公式サイトに魏という文字はあったし期待しちゃいます。
思わぬ楽しい予定の追加に士気上昇♪

ただ、今週は仕事がとてつもなく修羅場なので土日ゆっくり休みます(笑)