寝る前にちょこっと有名なものを載せてみます。
曹丕といえば古代のスイーツ男子(笑)
梨に関する詔です。
定番の葡萄はちょっと長い上に、参考になる書き下しも見つからなかったので、時間がある時に・・・。
曹丕の作品って意外と考証されてないんですかね?
ネット上だとあんまり見ないので、ブログに書くのがきっついです・・・。
魏文帝詔曰、
真定郡梨。甘若蜜。
脆若浚。可以解煩飴。
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魏文帝の詔に曰く、
真定郡の梨は、甘きこと蜜のごとし。
脆きこと浚のごとし。以て煩飴を解かしむべし。
梨はこれだけなんですけどね(笑)
詔で出す内容か!?とちょっと笑っちゃいます。
でも文章がうまいので、見事に生唾が出そうな表現をなさっています(笑)
ちなみに浚というのは「浚う」、つまり噛むとさらさらと浚われるように脆く崩れる絶妙な触感を表していると取れます。
名詞じゃないっぽいです。
この辺が、中国語と日本語の違いで訳すのが難しいところなんですよね。
おそらく甘くて程よく柔らかくて美味しいって事なんですが、この辺の美しい表現がさすが詩人。
書き残しちゃうくらいだから、よっぽど感動したんでしょうね。
そして、煩飴とは読んで字のごとく、甘いものに対する禁断症状的なニュアンスです。
甘いもの食べたい欲求が梨によって解かれる、と。
曹丕様、やっぱり日々の激務で疲れが溜まってたんでしょうか(苦笑)