「付き合う前〜文化祭編〜」由依目線
体育祭が終わったと思ったら次は文化祭とあって一息付く間もなく校内は慌ただしい
そして相変わらず忙しそうな理佐先輩はなかなか会えないがたまに後ろから「由依ちゃん〜」と抱きついてきては少しすると「またね〜☺️」なんて去っていく
その一瞬の出来事にいつもびっくりし突然のいい匂いに包まれたと思ったらかわいい笑顔を見せ、去っていく後ろ姿と残り香が余計に私を寂しくさせる
ーお昼休みー
土生「やほ〜!みいちゃん由依ちゃん迎えに来たよ〜」
みい「土生ちゃん〜💓」
由依「はーい」
土生「ご飯食べよ〜」
「あ、由依ちゃん!今日も理佐来れないみたいで、由依ちゃんにご飯ちゃんと食べるよーに!って言ってたよ笑」
由依「また子供扱いして笑」
みい「クラスの出し物に生徒会の出し物に理佐先輩大忙しやなぁ」
由依「そういえば理佐先輩のクラスはなにするんだろ?」
みい「なんなんやろな?」
「確か土生ちゃんのクラスはカフェやったよな?」
土生「うん!なんかホスト?って言ってた!」
「あ、そういえば理佐のクラスもカフェって言ってたよ!」
由依「え!理佐先輩もカフェやるんですか!」
土生「そうそう、だからどっちの方がお客さん集めれるか勝負しよって話してた〜」
みい「なんか他のカフェ出す所かわいそうやわ」
由依「人がすごい事なりそうだね笑」
土生「待ってるね〜😘」
みい「まーたファンが増えるんやろなぁ🙄」
由依「…あはは笑 モテる人の彼女は大変だね笑」
みい「あ、そいえば当日は先輩と回れそうなん?」
由依「いやー、まだ聞けてなくて…」
みい「え!嘘でしょ?!文化祭1週間後だよ?」
土生「代わりに聞いとこうか?」
由依「や、でも理佐先輩当日も忙しいだろうし…」
みい「由依ちゃん油断してると先輩盗られんで」
由依「や、別に付き合ってる訳じゃないから…そんな盗るとか…」
当日も理佐先輩忙しいよね…
優しい理佐先輩の事だから私が言ったら無理してでも一緒に回ってくれそうだけど私なんかがそこまで先輩の事を振り回すのは気が引ける…
そして、
文化祭準備に追われあっという間に
ー文化祭前日ー
みい「遂に明日やな〜」
由依「うん!お客さん来てくれるかなぁ?」
みい「準備頑張ったから来て欲しいよな」
「結局、理佐先輩の事は誘えず?」
由依「…うーん、まぁ、理佐先輩忙しそうだったし…」
みい「私達と一緒にまわる?」
由依「いやいやいや…!流石にカップルの邪魔はできないよ笑」
みい「多分、土生ちゃんもいいって言うと思うで?」
由依「ほんとに大丈夫だって笑」
「ありがとう☺️ さ、帰ろ?」
帰りにクレープでも食べようとなり帰る準備をしていると慌ただしい足音と共に教室のドアが勢いよく開いた
「由依ちゃん!!まだいる?もう帰った?!」
みい「わっ!…っくりしたぁ!」
由依「…え、理佐先輩?」
理佐「はぁぁ…よかった…まだいた…!」
「ごめんね突然驚かして😖」
由依「全然大丈夫ですけどそんなに急いでどうしたんですか??」
理佐「や、由依ちゃんに言わなきゃいけない事あったのに言えてなかったから…」
由依「そんな走って来なくても連絡してくれればいつでも返信しますよ笑」
みい「…由依ちゃんアホやな」(小声)
理佐「…あ、ちょ、直接!言いたかったから…」
由依「……えーっと…なにかありましたか…??」
理佐「…あの、もしよかったらなんだけど…
みい「あーー!!」
由依「っ!!ちょ、みい!いきなりそんな大きな声出すとびっくりするじゃん!」
みい「由依ちゃん!私、土生ちゃんと約束あるから先に帰るね!」
由依「…え?さっきまでクレープ食べるって…」
みい「わ、忘れてたの!また明日な由依ちゃん」
急に大きな声出したみいはカバンを持って帰って行った
由依「…急にどうしたんだろ?」
理佐「小池さんナイス…」(小声)
由依「あ!理佐先輩すみませんお話の途中でしたよね?」
理佐「あ、うん!もし、由依ちゃんが良かったらなんだけど明日一緒に回れないかなって…」
由依「ええっ!!私が理佐先輩と?!」
理佐「あ!でも、もう一緒に回る人決まってるとかなら全然断って貰って…」
由依「や!いないです!1人です!」
理佐「ほんとに!?一緒に回ってくれる?」
由依「はい!是非一緒に回りたいです!あ、でも理佐先輩忙しくないですか??」
理佐「ぜんっぜん大丈夫!由依ちゃんと回る為に交渉してその分準備頑張ったから!」
由依「…あ、だからずっと忙しそうだったんだ」
理佐「全然由依ちゃんに会えなかったからもう由依ちゃん不足だよ…抱きついていい?🥺」
え、ちょ待って流石に可愛すぎん?
なにその子犬みたいな顔は、破壊力よ!
由依「…っ/// いいですよ😳」
理佐「ふふ笑 やったぁ〜!」
ギューーっ
なんて効果音が出そうなくらいに抱きしめられる
いつも後ろからだったのに今日は前から抱きついてきて「久しぶりの由依ちゃんだぁ〜」なんて呑気に言ってる先輩とは裏腹にすぐ近くにある先輩の顔といつもより長く抱きしめられ先輩の匂いにも包まれた私はドキドキしすぎて心臓が爆発寸前だ
しばらく経って満足したのか
「充電完了っ!」と離れた理佐先輩はとても笑顔だ
自分に落ち着けと命令を下すが理佐先輩の顔が見れないくらいには脳が混乱している
理佐「わ!もうこんな時間だ!帰ろっか!」
由依「…そ、そうですね///」
気づけばあっという間に時間は経過しており部活動生も帰ってしまっている
理佐「ふふ〜明日楽しみだな〜」
「由依ちゃんの所たこ焼き屋さんだっけ?」
由依「はい!みいが張り切ってて笑」
理佐「由依ちゃんの作ったたこ焼き食べたいな〜」
由依「私、たこ焼き下手ですよ?笑」
理佐「由依ちゃんが作ったやつなら絶対美味しいもん」
由依「…明日、持っていきます…///」
理佐「やったぁ〜!早く明日にならないかな〜」
子供みたいにはしゃぐ先輩に送ってもらいながら帰る帰り道はいつも歩く帰り道とは違う気がした
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相変わらずのマイペース投稿…。💦
もうすこしでフォロワーさんが300人超えるのにとてもびっくりしてます笑
こんなマイペースなやつをフォローして下さってありがとうございます!
これからも読んでくださると幸いです。
ユニエアのガチャ何回引いても理佐ちゃんと由依ちゃんでないんですよね。
推しメン設定したら出ないんじゃないか説を勝手に唱えてます笑