暖かいです。桜が咲きます。休日、桜日和になりそうです。
世情、不思議なことが続きます。本当に不思議が続きます。
『報道写真』
真実は、どこに?
『キャパの十字架』沢木耕太郎著 文芸春秋刊
「倒れる兵士」スペイン戦争の報道写真で高名な報道写真家キャパのドキュメントになります。あの写真が、フェイク写真、映画の構図のような出来方の写真であることの追及の物語になります。
報道写真の多くが、フェイク写真、プロパガンダ戦の道具と知る今は、キャパよおまえもかで終了です。ただ、そこまでの物語は、興味深く、作者の描く物語は、のめり込めます。
情報、唯の情報はないということです。
常に、目的があって流れています。
この情報の洪水の中の今の世もまた同じようです。
合掌です。
沙門一空一花