『申し訳ないんだけど、お葬式に

夫を呼ぶつもりはない。

知らせるつもりも…

親不孝だということはわかってる。
非常識だということもわかっているけれど。

それでも、私は呼びたくない。』

母にそう告げたものの
子供たちにとっては父親です。

子供たちに聞く必要がありました。



私は母の死を夫に知らせたくないこと
お葬式に呼びたくない、ということを
子供たちにも同じように話しました。

そして、子供たちの意見を聞きました。

『父親がきたら、色々と気になるし
気まずいし、雰囲気悪いし、
気を遣わないといけないから
悲しんでいられないし。
きちんとお別れができない。
それが嫌だから呼ばなくていい。
そのほうがいい。』


子供たちも賛成してくれました。

子供たちに
そう言わせてしまったことに
罪悪感がありましたが、
子供たちには子供たちなりの理由がありましたし、

母が何も言わなかったことにも
申し訳なく思いました。

ただ
母が前に
『大きなお葬式をしても
自分のことを大して知らない人は
義務で来ているわけだから
そういう人に
わざわざ来てもらう必要もないし、嫌だわ。』

と言っていたことがあり

母には言いませんでしたが

夫が母の死を悲しみ
私たちと、その悲しみを共有することは
ほぼ、無い

ので、

私が夫に連絡することはなく
母の最期の残された時間を共に過ごし

思い出と悲しみの中

母を送り出したのでした。


最期まで私のこれからのことを
ずっと心配してくれていました。

最愛の母に
申し訳ない気持ちが大きいですが


ごめんなさい。

ではなく、






たくさんの愛をありがとう❤️
産んでくれてありがとう❤️
あなたの娘に産まれてとても幸せでした❤️