ここはシングルマザーを幸せにするコミュニティー。日本シングルマザー支援協会代表、シングルマザーコーチの江成道子です。
「ソーシャルビジネスは社会を変えるか」
というテーマのイベントで講演をさせていただきました。
主催は公益社団法人東京社会福祉士会様
グラミン日本との連携についてが大きなテーマとなり、その中で当団体のシングルマザーの自立支援のプログラムなどをお話しさせていただきました。
5時間の講演・パネルディスカッションを通してと、懇親会まで、私も彼らが日々向き合っている社会福祉の現場のことを聞くことができました。
そもそも、相容れないような、社会福祉とソーシャルビジネスをテーマにされたことが凄い。
そして、こうやってコミュニケーションを通して、両者の想いも理解しあい、特長も弊害も全て理解しあっていくと、更に新しい解決策が見えていくことを体感。
気持ちを理解しあうというところから始めれば、繋げられないことなんてないんだ!!!と、私は思いました。
そして、相容れないぐらいのことの方が、理解しようと努力すれば、今までになかった形が構築されていく、ということも感じたわけです。
日本の福祉の概念で考えると、「良いことしてるんだからお金かからないでしょ?」みたいなところがある。だからビジネスにはしにくい。その結果、どうしても福祉の現場では支援側も批判をされやすかったりと、ちょっと意味が分からないことが起こる。
最近こそなくなりましたが、以前は良く言われました。
「シングルマザー雇ってやるのに、金取るの?」
私はボランティアではないことのメリットを、この言葉を聞くたびに感じたんです。
こんなことを平気で言う社長がいる会社で働いて、幸せですか?と感じたから。
一方で、「相場よりもこんなに安くていいの?シングルマザーの方にはもっと価値があるよ」
と言ってくれる企業も実際にたくさんいる。
「まだ市場としては未熟なので、これから成熟させたら料金上げさせてもらいます」と、私は答えていました。
ボランティアの良さはもちろん限りなくありますが、そこには弊害も起こる。
ボランティアは余裕が無い人が行うと、更に疲弊してしまうし、タダなことを逆手に利用しようとする人も少なくない。
逆に、ビジネスにも弊害は起こる。利益至上主義になってしまうと、ソーシャルな部分がどこかへ・・・
ソーシャルインパクトボンドが、ここの部分を正していくのかな、と私は思っています。
楽しみ。
グラミン日本が成長する中で、金融と福祉の融合を民間が行うことのメリットが大きく表れてくることでしょう。
「してあげる」だけではなく、そこには「教育」も必須。
日本シングルマザー支援協会では、今プレグラミンに参加したい人を募集中。
シングルマザーが自立へと向かう中で、金融の力も借りていくことを、学びながら、楽しみながら、気が付くとできてた!と言う形を目指しています。
とうことで今日は福岡です(笑)
10月4日発売
宜しくお願いします。
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