ここはシングルマザーを幸せにするコミュニティー。日本シングルマザー支援協会代表、シングルマザーコーチの江成道子です。
母子家庭がいただける手当に関して、「少ないか」「多いか」という議論が時々でます。
私の個人的意見としては、「充分」だと感じています。
そもそも、自立するまでの補てんの役割なので、金額が多すぎる必要はないと考えています。
しかし現状、もらわないと損をするという、配偶者控除に近い感覚があり、役所でも「この範囲の仕事でいいんじゃない?」というアドバイスをもらってしまうこともある。
大変な時にこうやって言われてしまうと、「そうかな」と思ってしまうのも仕方なく、その考えをずっと持ち続けたまま、子どもが18歳を迎えてしまうと、なんと母親は50歳前後になっているという事実が、目の前に突き刺さるわけです。
この間、年数は人によって様々ですが、例えば子どもが5歳で母親が35歳だっと場合、子どもが18際になると、母親は48歳になっています。
この年齢で、お給料の低い仕事にしか就いていなかった場合、ここからある程度のお給料に上げていくのは、かなりの至難の業です。
経験もそうですが、年齢からくる体力や記憶力なども低下するわけですが、子どもはここからがお金が掛ります。
なんと13年間も自立に向ける行動をせずに、過ごしてしまったということになり、手当に頼ってしまったことで、自分自身の課題を後回しにしただけになってしまいます。
望むとすれば、収入が上がった翌年の税金などの考慮をして欲しいと思っています。
頑張って年収を上げると、翌年の税金、保険料、保育園に行っていると保育料がものすごく上がってしまい、増やした分の収入が消えてしまうんです。
ここはどうにかして欲しいなと願うところですね。
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