我が家のチワワズ姉・小梅さん。

12歳。



 

8歳の時、肥満細胞腫(犬によくあるガン)になり

3度の手術と抗がん剤を乗り越えた

たくましいチワワです。

 

それ以降は大病もせず、

相変わらずお散歩が大好きで

人懐こくて、食いしん坊で。

でも毛の色はかなり白くなり、

家でも寝てることが多くなりました。



 

ここのところ咳が頻発していたこともあり

血液検査やエコーなどあれこれ

フルコースで検査をしていただきました。

 

結果。

 

※僧帽弁閉鎖不全症(ステージB1)

※胆泥あり

 

でした。

 

僧帽弁閉鎖不全症は、

犬にはよくある心臓の病気です。

 

ガン治療の時から心臓の雑音は指摘されていて

様子見をしてきましたが

だいぶ進行してしまったもよう。

 

先生に、心臓の左心室・左心房の仕組みや

肺との関係性などを丁寧に教えていただき、

実際のエコー画像や動画で現状をお見せいただき、

とてもよく理解できました。

 

ステージB2から投薬治療を開始するのが

セオリーなのだそうですが、

数値的にもB2に限りなく近づいており

咳がひどくなってきたこともあり、

お薬をはじめることにしました。

 

小梅さんは食いしん坊で

ごはんに薬を混ぜてしまえば

まったく問題なく服用できるので

実は、薬自体にはなんの抵抗もありません。

 

きちんと検査をしていただいて

その結果を丁寧にご説明いただいて

私自身がちゃんと理解できたので、

納得して薬をはじめられます。

 

肥満細胞腫が分かった時も

あまりに突然のことでちょっと呆然とはしたけど

すぐに検査で見つけてくれた主治医の先生、

さらに紹介を受けて一年間お世話になった

腫瘍専門医の先生のおかげで

12歳のいまも元気に過ごせていることに

本当に感謝しています。

 

人間の医療と同様、

動物医療もどんどん進化しているそうです。

昔はレントゲンで見えなかった小さい臓器も

見えるようになったと。

そのかわり、その進歩に獣医師がついていくのが

大変だとおっしゃっていました。

 

抗がん剤も、人間の同じものを使います。

(もちろん体重にあわせてなので少量)

治療の選択肢もいろいろあって

でもそれなりに金額がかさむし

リスクもつきものなので、

先生から説明を受けて、飼い主が理解した上で

いろんな選択を迫られることになります。

 

「あのときもっとこうしていたら」

後悔することも出てくるかもしれないけど

私たちも神様ではないので、

やれることには限りがある。

その時その時、飼い主なりに精一杯、

考えて、選択して、向き合っていくしか

ないんですよね。

それだけは投げ出さないように

したいと思っています。

 

 

以前、主治医の先生に

 

シニアになってからが、

ますます可愛いですよ〜

 

って言われたことがあって。

ほんとにそうだなぁって。

パピーの可愛さもたまらないんだけど

シニアの可愛さもまた、格別です。

一日一日を、大切に、過ごしたいです。