こんばんは。
又、家主或いは管理会社とうまく付き合わない限り、直ぐ、“完全無視”或いは“お気にめさないようですので、退去していただくことが宜しいかと。”という対応を取られます
。そんな時は、引越の為に掛ったかなりの費用、そして、これから同様に掛る費用を出していただけるのなら、すぐ退去したいです
と言いたくなります。
しかし、“引っ越し”は費用だけでなく、大変な労力を必要とします。 家を探し始めてから契約に至るまでの経緯はもちろんですが、今まで持っていたものは役に立たなかったり、新たに作り変えたり、探し求めたりしなければならない物も結構あります。 又、特に、スペインの場合は、支障なく暮らせるまでにさまざまな問題をクリアーしなければならないので体力的にも精神的にも限界を強いられることがあります
。
アパートの件では、3軒、弁護士に依頼する破目になりました。
1件目は、契約も済ませ、支払いも全て終了してから、「前の賃借人の未払いによって電気・ガスがいつ通るか分からない状況になりましたので、少しの間、待って下さい。」という唖然とする連絡が入って来ました。![]()
「今現在のピソの賃貸契約終了、引越屋も依頼済み、この一世帯の荷物を持ってどう待つというのでしょうか?」![]()
「そういうことは、あなたに対処してもらうほか、こちらでは何もできません。 お友達にでも頼まれては。」![]()
「?????冗談でしょ!!!」
弁護士は、これは明らかな詐欺なので取り扱いましょう、となったのですが、その後、関与した不動産会社も家主も行方不明になりました。 訴えた場合、少なくとも裁判所に双方が出廷して争うところまで行かない限り、弁護士費用は私持ちになります。![]()
2軒目は、留守中に家主が侵入してきている気配が明らかにあり
、防犯カメラ(全くまともに作動しなかった!)まで取り付けたピソですが、取り付けの洋服ダンスのかなり重い引き戸が外れ、自分ではどうすることもできず、外れたまま我慢していたのですが、退去の際、ドアをはめ込むだけに敷金を戻さない
、ということになり、長い期間不愉快な状況が続いていたので、弁護士に依頼。
結果は、弁護士が連絡するや否や、「アパートの管理会社から、保険に掛っているので、そこから費用が降りる為、敷金は返金する」となりました。 裁判に持ち込まれなかった為、弁護士費用は私持ちです。![]()
3軒目は、引っ越しを繰り返す中、賃貸物件の管理の状況が分かりましたので、入居する2週間前から、ピソ内の数々の不具合を指摘し、調整を依頼していたにもかかわらず、入居して暫く経ってからも、そんな状態が続いたので、初めてですが“一言、少しばかりきつい事”を言った途端から、三ヶ月経っても“完全無視”状態に置かれ、こちらも怒りで弁護士に依頼
。
弁護士が“家主の責任不履行”その他云々と云う事で相手の管理会社に連絡をいれた途端、「弁護士から、連絡が入ったから仕方ない。来たよ。」と言ってやっと修理等が終了。
裁判に持ち込まれなかった為、弁護士費用は私持ちでした。![]()
こう云った状態は、社会に“競争”が無いことや、“必死で努力”しなくても、なんとか暮らしていける幸運な国柄にあるからと考えられます。
また、アパートを探す際ですが、スペインでは賃貸物件にも、通常“うわのせ”がされています
。 アパートにはPisoとEstudio(ワンマンション)がありますが、pisoの場合は50ユーロ、Estudioの場合は25ユーロ値切るのがごく普通の事です。 但し、日本人が値切る場合は、“この物件は捨ててもいい”といった強い気持ちが無い限り難しいと思われます。 また、実際、スペイン人たち、ラテンアメリカ系の人達、アラブ系の人達 或いは他のヨーロッパ諸国の人達がどこまで値切っているのかは分かりません
。
家賃に関しては、日本と変わりませんが、“この建てつけ”と“この管理”ですと、「本当の処は、いったい幾らなの![]()
」と訊きたくまなります。
外側の箱だけ貸してもらっても、中側に支障があるとしましたら、日常生活は大変不便なものとなります。
