こんばんは。

 

― 満員電車の映像。 特に、白い手袋をはめた駅員さん達がギュウギュウ詰めの電車にギュウギュウと乗客を押し込んでいる映像。 これについては、6年前、スペインへ来た当時、友人達からよく指摘を受けました。 初め、指摘を受けた時は、何の事を言われているのかピンときませんでしたが、大分間を置いてから、「あぁ、あれね。」と。 スペインに着いてから「えっ!こんなに遅れてるのーーー?」と印象を受ける数々の地域の人々も、テレビはありますから、スペイン人全員の好奇心を掻き立てる“恰好な映像”だったようです。  確かに、この光景は文化国家のすることではないですよね。 今も続いているのでしたら、“大恥”としか言えないでしょう。競争に打ち勝ち邁進し続けなければ国の維持が難しい現状は別として、全く、日本のこの現状を弁護する気持ちはありません。

 

しかし、「日本は、日本人は、こうなのよ!こうなのよ!」と指摘して笑っているスペイン人達は、ではどうなのか?といいますと、白手袋をはめた駅員さん達が押し込む姿こそありませんが、ラッシュアワー時は“ギュウギュウ詰め”になっています。ぎゅうぎゅうに混んでいるから、次の電車を待とう!というひとは誰もいません。 きちんと並ぶという習慣が全く無い為、必ず図々しい人から“ドッ”と乗車することになります。 

 

また、地下鉄の通路を歩きますと、前から、左から、右から、それも何列も横並びで歩いて来ますので、“かわし”“かわし”自分の目的の場所へ突き進みます。また、後ろを振り返ったりしましたら、前方と同様な状況で乗客たちが自分の思うがままに歩いているわけですから、気性が荒いスペイン人にもかかわらず、“事故(例えば、ケンカのような)”が起きないで済んでいるのは、本当に、本当に利用客が少ないからとしか言えません

また、4百万人近い失業者は電車には乗らないかもしれませんし。 

 

― 痩せてやつれた若者達が街角にたむろしてタバコを吸っている光景

 

― 私ですら見たことのないような大昔の歌手・芸能人の類いがやはりやぼな観客の喝さいを浴びている光景

 

― 夏の風景として“中国人女性たちが、悪漢プロレスラー等が被るマスクをして海水浴をしている不気味で異様なシーンの直後に、白塗りにした芸者さん達(実際は舞妓さん達、日本の男性達は夜はGEISHAの世界に浸っていると信じているのが一般的です)の映像を流し、その直後、パリコレのスーパーモデルが水着で闊歩する映像など、この意図は、”得体の知れない日本の夏!!!“なのでしょうか(笑)?

 

日本に対しては“発展している国。お行儀が良く、賢い国。」といったような印象を持っている人も、スペインとはいえいるようですので、これらの場面が現実の日本である事を疑わせない為に、ちょこっと3,40年前位に開発されたようなテクノロジーやお台場に架かる橋を映し出したりします。