こんばんは。
日本人の間でローマが清潔でないことは有名だと思いますが、或る意味、マドリードも“ごみの街”と化すことがあります。 1年に1回は、清掃関係者のストライキがあります。 そんな時は、至る所、ゴミ(生ごみ含め)で溢れています。 なんせ広大な土地ですので、狭い通りにゴミの山とならないので助けられているのでしょうが、実態はイタリアと変わりません。
また、ストライキ時期だけに限らず、一年中、一般のごみより問題と思われるのは建築現場から出てくる建材、砂、ちり、壁の小片等々が街中に盛られている事です。 私が見る範囲、マドリード県に新しい建物が建てられていることは稀で、毎日朝から夕方まで激しい音と土煙りを出して行われている建築工事は一戸一戸のマンション、テンポ、オフィスなりのリフォーム工事です。 お隣りが済めば次のお隣りといった調子で際限なく続けられています。 この街中に放置されている建築資材に、例えば、“アスベスト”のような人体に有害なものは含まれていないのか? 或いは、いづれにしても、「健康上、好ましくないんじゃないか?」などという疑いは市民の間からは全く出て来ません。 それどころか、その前のテラスでお茶を飲みながらスローライフを楽しんでいます。
星の数ほどある大小のゴミ箱も含め、“工事”や“清掃”全般のやり方から問題がある気がしますが、なんせ仕事に就いている時間が限られていますので、誰一人疑問を持とうとせず、着々とその日のノルマをこなす事に専念し、時間がくれば家族の元へ、家へ、街中へ繰り出してゆきます。 親達が“環境”に対して全く考える事が無いので、子供達が“学ぶ”ことはないように見えます。
ドイツ同様、マドリード近郊にも地震、津波、台風、洪水などの自然災害は驚くほど一切なく、“揺れ”や“水”でやられたりする恐怖は一切ないですが、最新鋭の高度な技術力と、労働時間(たとえ交代制であっても)を気にすることなく細心の注意を一日中払って行かなければならないこの“原発”なるものを国民一般的に根付いているこの労働意識や環境問題意識をもって、どうやって維持しているのか!?
