とある町に、とても仲の悪い夫婦がいました。二人には、まだ幼い息子が一人いました。息子は、まだとても幼く、お母さんに、とても懐いていました。でも、二人は、常に、ケンカを繰り返していました。ある夜、息子がもう寝静まった時に、お父さんが、酔いながら帰ってきました。そんなお父さんに、お母さんは、とてもおこりました。お父さんの方も、うるさい!!と言って、またケンカが始まりました。お父さんは、酒の勢いもあったのか、お母さんを、思い切り殴って、なんと、殺してしまいました。お父さんは、コワくなって、物置の奥深くに、お母さんの遺体を隠しました。近所の人達には、出て行った、といって、なんとかごまかしましたが、幼い息子が、そんな理由で、納得してくれるのか?といつも不安でした。ところが、あんなにもお母さんに懐いていたのに、息子は、「お母さんはどこ?」と言わずに、いつもと同じように、遊んでいるのでした。お父さんは、それが不思議でたまりませんでした。そして、とうとう、気になって、息子に、「お母さんがいないのにさみしくないのかい?」と聞いてしまいました。すると息子は、「何言ってるの?おかあさん、ずっとお父さんのとなりにいるよ。」
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